マクロビオティックデリの誕生

マクロビオティックの弁当を作り始めて8年になります。

 

宮崎市内のフーデリーさんにご縁をいただいて、週2回出させていただいています。

 

当初は、どんなものがおかずに向くか五里霧中の状態。

 

前日からメニューを考えて考えて、当日になって食材不足で大騒ぎになったり。

 

焦げちゃったり、出来上がり予想よりもべちゃべちゃしたり。

 

それでもお客様にお金をいただく以上、プロとして作り直しということも最初はたびたびありました。

 

夕方に売り場に行ってみると大量に残っていたり。

 

お嫁にいけないわが娘たちに心傷めることもありました。おおいに反省して、メニューの練り直し。

 

容器を変えてみたりもしました。

 

先日はいつも使っている容器の数が不足して、実験で使っていた容器の残りがあったので詰めてみました。

 

 

３つとも同じメニュー、同じ内容なのに見た目が違います。

 

 

お弁当は「見た目８割。味２割。」

 

マクロビオティックでは、カラフルな色が出しにくいので、食材に工夫が必要です。

 

土曜日は、オフィスの方がお弁当を購入する数が減るとのことで、お店側からデリを出してみたらとご提案。

 

 

４つの仕切りのデリ容器だと、色の３原色が入っているとキレイに見えます。

 

一時期、お弁当が売れ残ることがあり、揚げ物をマストでいれるようにしたら売れ行きが回復しました。

 

しかし、私たちとしては揚げ物なしのおかずを提供したい。

 

そんな時に、マクロビオティックデリは新しいスタイル。

 

ご飯を炊いているお客さまにこのおかずセットを食べていただけると嬉しいです。

 

ファスティング終了後のメニューが一汁三菜の玄米菜食を提案しています。

 

 

私の指導を受けたお客様がお買い求めになるケースも多く、その方たちの顔を思い浮かべながら作っています。

 

最近ではメニューは特に決めず。

 

お野菜を調理台の上に並べて、お野菜の声を聴いて調理しています。

 

 

今日もお野菜たちの声に耳を澄ませて、素敵なマリアージュができるようにマクロビオティックデリをお届けします。

 

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畑中美智子

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