肝の養生②

春は肝臓が動き出す季節。

五臓の中でも一番初めの臓器とされていて肝腎要(かんじんかなめ)で、肝の役目はとっても大切。

肝の役目にはあ

①排毒(デトックス)

②蔵血

③自律神経  があります。

②蔵血について

東洋医学では、「女性は肝を母とする」と言われます。

女性のライフステージは、血に関するイベントが多い。

初潮に始まり、月経、妊娠、出産、授乳、閉経。

血を体外に出すことが男性よりも多いので、どうしても貧血気味になってきます。

肝臓は血蔵といい、血を蓄えておく臓器と考えられてがいます。

血の成分、鉄分を蓄えておくのが肝臓。

貯蔵鉄と言って、内臓に蓄えられている鉄分は、月経血や母乳で減っていくと言われています。

肝の機能を高めて、良い血を蓄えておくことが女性の循環型ライフステージには大切です。

子宮を中心に血の循環が起きています。

毎月の月経のうち、古い血が少しずつ子宮の残っていると考えられています。

これが瘀血(おけつ)になるというふうに言われています。

瘀血は血液どろどろになりがちな体質で、子宮筋腫、頭痛、肩こり、頭痛といった女性の不定愁訴や更年期症状の原因になりすいです。

漢方薬では「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」という処方がこの瘀血解消のよいと言われています。

肝の機能を高めて、血の循環を良くして、良い血を蓄えられていたら、女性特有のトラブルが軽減されると東洋医学では考えられています。

この肝の機能を高めて、血の状態をよくする食事法としては

レバー、ひじき、ほうれん草のような鉄分の多い野菜。

たまねぎ、らっきょう、にんにくのような球形野菜は血液サラサラ効果が高く、瘀血解消に効果大。

また、ひじき以外にも昆布やわかめ、のりといった海藻類もミネラルが高く良質の血液をつくります。

血液の主成分である良質のたんぱく質は、さばやいわしなどの青魚から取ると、血管細胞膜に弾力が出て血管年齢の若返りが期待できます。

貝類では、あさりやしじみも鉄の保有量が高く、毎日のお味噌汁の具としてオススメ食材です。

併せて、薬膳の観点では、赤黒食品が血を造り、血液サラサラ効果が期待されます。

黒豆、黒きくらげ、黒ゴマ、ブルーベリー、なつめ、プルーン、レーズン、クコの実、ベニバナ、ニンジン、トマトなど。

血にいい食べ物は、結果的に肝臓を助けて、カラダの調子を整えてくれます。

レバーが苦手でも、まだまだ血にいい食べ物はありますよ。

少しずつトライしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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畑中美智子

畑中美智子

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