肝の養生①

春は肝臓が動き出す季節。

五臓の中でも一番初めの臓器とされていて肝腎要(かんじんかなめ)で、肝の役目はとっても大切。

肝の役目には

①排毒(デトックス)

②蔵血

③自律神経  

まずは、①排毒(デトックス)

春先になると、花粉症やアレルギー、倦怠感やカラダのだるさ、朝起きにくい、眠い、目・肩・腰にきやすい。

このような症状がデトックスのサインです。

とくに眠さ。

春眠暁を覚えずと言って昔から、春咲きは眠いもの。

この眠さが、肝臓のデトックスのサインです。

そして、倦怠感。肝臓はオーバーワークしている時にはカラダがだるく感じるもの。

お酒を飲んだ翌朝、朝起きられなくて、眠くて、カラダがだるい。

これが、肝臓のデトックスの代表例です。

肝臓は人体最大にデトックス工場。

口から食べる食べ物の毒以外にも、秋から冬にかけてため込んでいた脂肪にも、石油系の毒は体内に蓄積されていっています。

これが春先になると一気に溶け出してくるので、カラダにも症状としてあらわれやすくなります。

この症状が、花粉症だったり、アレルギーだったり、眠さで現れます。

アルコールを飲んでいる、飲んでいないにかかわらず、春先に肝臓は動き出します。

肝の動きは感情にも出てきます。

怒りやイライラです。

春先になると怒りっぽくなる。イライラする。

これも、肝が動いている証拠。

女性では、更年期症状の一つにこのようないらいらを感じる人がいます。

その時に処方される漢方薬に「加味逍遥散(かみしょうようさん)」があります。

イライラやストレス気味で体重増加というときにも効果がみられます。

これは、肝の気の流れを良くしてくれる柴胡(さいこ)という生薬が効能を表してくれます。

そのほか、ストレスからくる胃痛や胃腸のトラブルには「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」。

ストレスでイライラまたは心配しすぎて、胃が痛くなるという症状ももともとは肝の気の結びによるもの。

桂枝(けいし)はニッケの枝。ストレスで胃腸が冷え、下痢をしやすくなるところを温めるニッケが補助で入っています。

子どもの夜泣きや、かんの虫には「樋屋奇応丸(ひやきおうがん)」。

子どもの肝も未発達なので、怒りやいやいやが起こりやすくなります。

こんな時にオススメな食材は

青色食材、酸味食材、山菜、麦。

肝が好きな青色食材には、ホウレンソウ、小松菜、青梗菜、ブロッコリーなど。

酸味食材は、柑橘、梅干し、酢など。

山菜は、よもぎ、ふき、わらびなど、えぐみやアクがカラダの中の毒素を出しやすくしてくれます。

麦は五穀の中で、食物繊維が多く、食べると腸に作用して肝のサポートに入ると言われています。

肝のデトックスにも、ぜひ、青色食材と酸味を楽しんでくださいね。

 

 

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畑中美智子

畑中美智子

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