2019年9月から薬膳教室を茶懐石でのマナーも学べる講座とし開講して、11月で3回目の薬膳教室。
秋は肺と大腸に弱りが出てくる季節。
薬膳にも秋の食薬になる食材をたくさん盛り込みました。
リンパの目詰まりを解消し、潤いを与えてくれる白色と辛味食材として、
長芋、レンコン、大根、白味噌、しろごま、くるみ、豆腐、キノコ類を
気の流れを整えくれる菊花、ゆず、辛子、わさびなどを。
香の物には発酵食品であるぬか漬け、酒粕漬けを。
新米の季節。新嘗祭前で炉開の茶懐石というテーマで、いつもは玄米なのですが
今回は新米の白米を用意させていただきました。
茶懐石ではご飯とお酒が最高のおもてなし。ご飯も3回に分けてお出しされます。
11月「炉開の薬膳懐石」
つぼつぼ;大根の松前酢和え
汁;長芋の白味噌仕立て(杵築の綾部味噌製)
向付;さしみこんにゃく(由布市の佐藤こんにゃく店製)
椀物;蓮蒸し。エビとくるみ入り。
焼物;本庄川どれ天然鮎の炭火焼(農園主採取)
強肴;きのこの利休和え。菊花添え
進肴;柿とほうれん草の白和え
ほうれん草と柿の白和にハマる生徒さん続出。白味噌も2種類を使って、たくさんのごまとしっかり水切りした豆腐で作る和え衣は、滋養と潤いを与えてくれる組み合わせ。
食用菊も、やっと入荷。酢水でさっと湯がいてざるにあげます。この苦味が鎮静作用と落ち着きを与えてくれる理気食材。
そして、茶懐石のマナーですが、今月のテーマ「湯斗と香の物」。
湯斗とは、漆器のじょうろみたいなもので、中には湯の子と言われるおこげとお湯が半分ほど入っています。
食事が終わるころに、湯斗と香の物は出されます。
香の物を向付の皿に取り回します。
湯斗が回ってきたら、湯の子すくいと言われるおたまで、湯の子(おこげ)を飯碗と汁碗にすくい入れ、お湯を注ぎ口から注ぎ入れます。
香の物で椀のお掃除をしながら清めていく感じで全部をお茶漬けのように食べていきます。
最後は懐紙(またはティッシュ)で椀も盃も全て清めて、お返しします。
茶懐石では、亭主と水屋に美味しくいただいた感謝の気持ちを表すために何も残さずに全てを清めて返すことがお作法とされています。
生徒さんには、毎月少しずつ茶事のマナーをお伝えして、最終的に3月には本席に入っていただけるように積み重ねていただいています。
12月はお休みして、1月は初釜の茶懐石スタイルで冬の薬膳を楽しんでいただく予定です。
茶事の中に風水あり。
和食には運氣を整えるたくさんの秘密が隠されています。
まずは新米を感謝していただことから。
新嘗祭も神様に今年取れた新米を献上してから始まります。
伝統として続いている和の儀式や作法に開運の秘訣があることをお伝えしたいと思っています。
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