薬膳レッスン「乾燥対策&免疫力アップ」2018年11月

2018年11月の薬膳レッスンは「肺・大腸系　乾燥対策と免疫力アップ」。

秋は乾燥が邪気になって入ってくるという、「燥邪」の影響大。

特に、秋によく動く五臓は肺。そして、大腸。

この共通点が乾燥に弱いこと。

肺が乾燥してくると、咳やぜんそくという症状で、

大腸が乾燥してくると、便秘や下痢で。

そして、皮膚。

皮膚も乾燥してくると、かゆみや肌荒れ、抜け毛や切れ毛に。

この対策としては、うがい、乾布摩擦という外用の手当ても大いに効果が高いのですが、

食べ物では、白色食材。

長芋、レンコン、大根、カブ、白ごま、白きくらげ、豆腐、大豆食品、蜂蜜、梨、牡蠣、豚肉など。

そして、肺と大腸のリンパの目詰まり解消に辛味食材。

大根、白ネギ、しょうが、レンコン、カブなど。

免疫力アップには、ニンジン、小松菜、かぼちゃなどの緑黄食野菜。

これらを盛りこんで、献立がこちら。

秋の重ね煮レンコンハンバーグ

長芋のとろろ汁

かぼちゃとひじきの重ね煮白和え

 

青菜と重ね煮の納豆ゆずあえ

簡単かぶらむし

ブロッコリーのカレーマリネ

実は、ブロッコリーのカレーマリネ以外は、すべて基本の重ね煮からのアレンジ料理。

しっかり白色食材と辛味食材、免疫力アップ食材を盛り込んで

もりもりのメニューになってしまいました。

その中でもびっくりだったのが、1歳半の男の子が蓮根ハンバーグと玄米ごはんをバクバク食べてくれたこと。

他の生徒さんも喜んで、男の子にご自分のレンコンハンバーグをあげちゃうくらい、「もっとくれ、もっとくれ。」とかわいくジェスチャー。

こんな小さいときから、レンコンや玄米になじんでおくととてもいい子になりそうです。

生徒さんたちも、おばあちゃんモードになって、交代で男の子のお相手。

すっかり和ませてくれるアイドルボーイになってしまいました。

みなさんで、ごちそうさまでした。

今日もスタッフが、かぶと小松菜とゆずとレモンを販売準備してくれていて、すぐにお料理に使える食材販売をしてくれました。

農園ならではの光景であるブドウの木も黄色く紅葉して最高の晩秋の一日。

昼間は奇跡的に温かくブドウ棚の下での会食となりました。

12月は薬膳レッスンはお休み。

12月28，29，30日はマクロビオティックおせちレッスンで12品持ち帰り。

28日のみ残席が5席あります。

10-14時までで、軽食つき。3-4人前で6000円です。

1月は15日火曜に、お正月太り解消薬膳メニューになります。

いよいよ、年の瀬。

あと40日で2018年も終わります。

よき年末になりますように。

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畑中美智子

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