インフルエンザが猛威をふるっている2018年の冬。
今年は例年になく、インフルエンザが早い時期から流行の兆しを見せていました。
冬の養生はもちろん、寒さ対策。
カラダを温め、滋養をもたらす薬膳食材をご紹介します。
冬に特に注意したいのは免疫力アップ。寝不足や過労が続くと免疫が落ちやすく、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
免疫力アップにはビタミンA。
鼻やのどの粘膜から菌やウイルスの外的異物の侵入してきます。ブロックするには、体内の最初の侵入経路である粘膜を丈夫にしておかなければいけません。
ビタミンAが豊富に含まれている野菜は赤・黄・緑の野菜。
ニンジンやかぼちゃ、ほうれん草などを彩野菜をを豊富に食べましょう。
精をつけるためにオススメなのが、餅米・山芋・うなぎ・鶏肉・はちみつなど。冬は乾燥も進むので、山芋は保湿効果に加えて、血液サラサラ効果も期待できます。
長芋はとろろや短冊で食べるとおいしいのは周知のことですが、ジャガイモや里芋のように一緒に煮物で炊いてもほっこりおいしく、食べる保湿食材として女性にはとてもオススメです。
精をつける食べ物は、風邪を引く前にオススメで、インフルエンザや風邪で食欲がないときは、すりおろしリンゴやお粥のような口当たりの良いものを。食欲がないときは無理して食べるよりはむしろ断食の方が体内酵素が活性化しやすくなると言われています。
風邪予防には、カラダ温め食材もオススメ。ネギ、にら、しょうが、えび・牛肉・羊肉のような熱を発生させる食材がオススメです。北海道やモンゴルでジンギスカン鍋を食べるのは、羊の肉がカラダ温め効果が高いからです。
風邪の引き初めには、ねぎ味噌生姜湯を作ってみましょう。ネギの千切りとショウガのみじん切りに小さじ1の味噌を解いて飲むとカラダが温まります。
春が来るまでの寒い季節を食べ物の力で乗り切っていきましょう。
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