第3期マクロビオティックプロ養成15時間集中講座

「第3期マクロビオティックプロ養成15時間集中講座」を2018年5月5日から6日の2日間で開講しました。

第3期生は県内外から5名。

カフェを開きたい方を中心にマクロビオティックを学びたいという情熱に溢れた方がお越しくださいました。

マクロビオティックを学びたくて、ぶどう最盛期の農園を15日間留守にして、スーツケース1つで大阪の正食協会に修行に行ったのが9年前。

そこからが私のターニングポイントだったことをお話して、この2日間がみなさんにとってのターニングポイントになることを願っているというお話を最初にさせていただきました。

１日目
朝１０時から夜８時までの１０時間、

２日目
朝１０時から１5時まで５時間

合計１５時間　（3回の実習・試食を含む）

カリキュラム内容について

初日の内容は
１．マクロビオティックとは？
２．玄米について
３．調味料について
４．調理器具について
５．食材について
６．玄米の炊き方
７．野菜の切り方・湯がき方・蒸し煮
８．乾物の扱い方
９．味噌の扱い方
１０．煮方
１１．教室運営について
１２．テーマ設定

初日はマクロビオティックの基礎知識、調理法を細かく丁寧に実習。

マクロビオティックの基礎がぎっしり入った御膳の出来上がり。

玄米ご飯、だしなし味噌汁、れんこんボール、切り干し大根の煮物、青菜の磯辺和え。

午後からは経営のお勉強。

食における費用対効果、原価計算、粗利、損益分岐点、減価償却、他との差別化＋付加価値の付け方までカフェ構想のあるお二人の事例を中心に算出していただきました。

そのあとは「付加価値をつける実習」という事例で、1500円のランチを5000円のディナーにする課題をみなさんで考えてもらいました。

テーブル演出を中心に、クロスやランチョンマット、お花の演出方法を皆さんで話し合い。

無事にお一人5000円のディナーが完成。

あずきご飯、車麩のカツレツ、かぼちゃのポタージュ、レンコンと青菜の梅味噌ごまあえ、春野菜の水無し炊き。

こんなお料理が演出で5000円のディナーに。

弁当箱に詰めたら500円になっちゃう。

付加価値のつけ方として、料理の演出を学習。

ゴージャスなディナーになりました。20時半に終了。

終わってから、市内のオーガニックスーパーで、マクロビオティック食材の買い出し研修ツアーです。

21時に解散。

２日目の内容は
１．体質について
２．陰陽理論①
３．玄米の炊き方②土鍋編
４．だしの取り方
５．食養について
６．食養３種（梅醤番茶、ゴマ塩、あずきかぼちゃ）実習
７．乾物の扱い方②
８．揚げ方
９．集客と教室運営について②
１０．メニューの組み立て方と作成法

特に2日目は「食養生」について学んでいただきました。

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マクロビオティックの食養料理

ごま塩

ごま塩番茶

梅醤番茶

小豆昆布

小豆かぼちゃ

食養料理の効能と調理実習。

精進だしである昆布と椎茸の出しの取り方も一番出しと2番だしで違いを実習と味覚で確認していただきました。

さらに土鍋と圧力鍋で玄米ご飯の仕上がりが違うことを体感。

体質と体調、季節によっても玄米ごはんの炊き方が違うことを実感していただきました。

3回目の調理実習は

土鍋炊き玄米ご飯、ふのり入り昆布だし味噌汁、あらめとたけのこのたきもの、小豆かぼちゃ、復習で青菜の磯辺和え。

御膳で受ける印象が違うこともレクチャー。

出す場所、雰囲気、年齢層に合わせた演出の方法と「食養生」で付加価値を価格にのせる方法を話し合っていただきました。

15時間集中講座終了は15時。

お一人おひとりに修了証をお渡ししました。

そして認定までには落とし込みの意味でレポート提出が課題。

ご自身の食への思いをレポートに書いて提出したところで認定証をおわたしします。

本気の方の本気の夢を徹底サポート。

無期限でカフェやマクロビオティックのコンサルタントを卒業生にはサポートとしていたします。

これが畑中流。

教え子との縁は永遠です。

それぞれの夢に向かって歩み始められます。

まだまだ勉強と経験が必要な稚魚の放流。大きな鯉になって鯉のぼりのように帰っておいでとお伝えしました。

農園でみなさんの成長を見守りながら応援したいと思っています。

第4期のマクロビオティックプロ養成15時間集中講座を募集開始します。

【第4期マクロビオティックプロ養成15時間集中講座】

2019年５月５－６日10時から

サンシャインファーム（宮崎市糸原七ッ枝９０５－１）にて

80000円＋税(食材費＋修了証代込み)

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畑中美智子

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