;パーティーで太る女子②～騒ぎ好き

 

 

日ごろのストレス解消に、パーティーでは羽目をはずしたがるパーティー女子を目撃します。

声が大きい、笑い声が大きい、リアクションが大きい。エネルギーがたくさんあるので、元気いっぱい。

アルコールも結構量がいけちゃうというパーティー女子は、自分の存在を人に認めてもらうことが快感なので、ついつい飲みすぎたり、食べすぎたりして、自己コントロールをはずしがち。翌日、体重増加で真っ青ということもあると思います。

 

もともと、ハロウィンパーティーもクリスマスも海外の行事で、冬の日照時間が短い時期に、集まってパーティーをして、元気を高めようというもの。

 

ハロウィンは、死者の霊が一年の大晦日である10月31日に帰ってくるのと同時に悪霊払いの意味で妖怪の格好をして追い払おうという、もともとはケルト民族の行事。

 

日本のお盆と似ています。日本では真夏の盆踊りなど賑やかな行事で先祖の霊を慰めます。このように気候や風土の違いに加えて、陰と陽のバランスの考え方が違います。

 

日本では、秋分の日から日中の日照時間が短くなるので、陰の時間が多くなると考えられています。冬至に向かって徐々に日が短くなるので、静かな陰の暮らし方を養生では推奨しています。

 

秋や冬に、元気を出しすぎると、気のバランスが壊れやすくなり、燥邪や寒邪がカラダに入りやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるというのが東洋医学的な養生の考え方です。

 

秋は特に、補陰の季節。静かさとゆったりを充電する季節です。陰を補うためには、読書をしたり、芸術鑑賞にいそしんだり、美しい風景を見たり、温泉に入ってゆっくりしたり。自宅で料理したり掃除したりすることも、陰を補うためにも大切です。

パーティーや宴会が続くこれからの季節。いろんなところで気をもらしていると、体調を壊しやすくなります。

 

 

ファスティング中は、自分と向かい合っていただく陰の時間でもあります。普段、どれだけのものを食べて、飲んで、排泄して、睡眠をとってと自分に意識が向けて、心の状態を見ていくので、穏やかになり、心の浄化を起こされていかれる方もいます。

 

パーティーや宴会などで気を放出した後は、カラダとの対話のためにも、家でゆっくりしながら、プチ断食されるのもいいかもしれませんね。

 

 

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畑中美智子

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