2023年4月20日新月にマクロビオティックの師匠のところへ
マクロビオティックの学び直しであるリカレント講座に行ってきました。
マクロビオティックを志してから早くも15年。
大阪の正食協会で師範科まで出たにもかかわらず、まだまだマクロビオティックを教えるのに自信がなかった私は
久留米から、都城にマクロビを教えに毎月来られておられた師匠に弟子入りして、2年間アシスタントをさせてもらって
正食協会のマクロビオティックを学びました。
その久留米の師匠が、マクロビオティックのリカレント講座をされていると聞いて、
2022年5月から学び直しをさせて抱いて、今回で8回目。
師匠が開講される限りは宮崎から師匠を追っかけようとできるだけ毎月学び直させていただいております。
今回のテーマは、「梅干しを活用した手当てと梅料理」。
春は薬膳でも酸味食材がおすすめな中でも今からの梅シーズン到来前に、梅干しを活用したマクロビオティック的なお手当と料理の学びなしをさせていただきました。
セルフトリートメントとしてのお手当講座を担当してくださるのが、師匠の一番弟子でもあられる太田先生。
今回は梅干しを活用したお手当を教えていただきました。
梅干しは食薬としても重宝され、強力な殺菌や抗菌力から食中毒などの「食の毒」、老廃物などの古い「血の毒」、余った水分なdの「水毒」と言った三毒を断つのに重宝されています。
梅干しの酸味が胃腸の働きを整え活発にして食欲増進させ、
細菌性やウイルス感染による胃腸炎や下痢を緩和し、
クエン酸、コハク酸、リンゴ酸が新陳代謝を活発にして、疲労物質である乳酸を燃やし疲労回復に役立ち、
動脈硬化や糖尿病予防、骨粗しょう症、便通などの回復にもいいと言われています。
今回はこの梅干しと醤油をいれて作る梅醤エキスをリカレントで実習させていただきました。
梅醤エキスは、冷えの改善、造血作用、貧血予防、胃腸を整えて、
肝腎要である肝と腎を整え、二日酔いを改善し、
血を浄化してくれる作用も期待できる食養生の1つ。
中くらいの梅干し1個に、醤油が小さじ1と1/2(5-10cc)の割合で作る梅醤エキスなのですが、今回は20名近い受講生ひとり一人に持ち帰らせるために、梅干し約30個近くを4つのすり鉢ですりつぶし、
天然醸造の濃口醤油を50−200ccを少しずつ様子を見ながら入れて、エキスを作っていきました。
こちらの梅醤エキスに、たんぽぽコーヒーと葛粉をいれた
「葛入り梅醤油たんぽぽ茶」をいただきました。
漢方でもあるたんぽぽの根っこを焙煎して極陽性にしたたんぽぽコーヒーは、体を温めて、消炎、解毒、美肌、整腸、浄血、乳汁の分泌や婦人科疾患やトラブルの改善にも効果が期待できるお茶に
整腸作用や解熱、更年期の不調緩和、睡眠の質を上げる葛をプラスし「葛入り梅醤油たんぽぽ茶」。
たんぽぽ茶を煮出した中に、葛粉小さじ1分を溶かした水溶き葛粉を入れて一度沸騰させてから
梅醤エキスと生姜の絞り汁を2、3滴入れていただきます。
これをいただいた時から体がぽっぽとして、気と血がめぐるのを体感できるほど。
このあとに、梅干しを使った梅エキス、梅干しの黒焼きを紹介していただき、それぞれ試食させていただきました。
そして、今日のテーマである梅干しを活用した料理がランチ。
梅干しドレッシングに、梅干しマヨディップをつけての温野菜サラダに、梅干しと青紫蘇を混ぜたパスタ、梅干しだけで炊いたイワシの煮付け、
梅干しとカツオと昆布を出しにした青さ汁、
梅酢をつかった玄米チラシ寿司、梅酢入りがめ煮、ごぼうの20時間炊きに、ぬか漬けと
師匠の愛情がたっぷり入りすぎたランチは食べきれないくらいのボリューム。
しっかり持参した容器につめてお持ち帰り用テイクアウトまでいただいちゃいました。
師匠いわく、梅干しは青梅で18−21%の塩分の梅干しを3年以上熟成したものがおすすめだそうです。
師匠直伝の梅干し使い調理は、さらに梅ひじき、梅ご飯、吸い物まであって、このボリュームに
「どこでどう間違ったか、梅干し使い料理はあれこれしたくなって、ついつい作りすぎてしまうのよね。」って。
おかげさまで、帰りに小腹を見させていただく梅酢でつくられた玄米ちらし寿司が身にしみてさらにおいしかったです。
師匠と私は20歳違い。
師匠の背中を追いながら、20年後の私のロールモデルを見させていただいています。
自宅を解放されながら、生徒さんをはじめとした縁ある人たちを愛情いっぱい迎えてくださる師匠の姿勢には
本当に頭が毎回下がります。
今回は、わたしだけでなく、高知県と東京からと遠方の師匠の正食仲間さままで、リカレント講座に御同席されて
師匠は前日からたくさん接待してくださいました。
毎回、師匠のお宅に泊まらせていただいているのですが、
師匠の生き方とライフスタイルに本当に感銘を受けさせていただいています。
大きなお屋敷には中央に拡張されたキッチンとリビング。
リフォームされたキッチンは、天窓がついていて、日光が降り注ぐ明るい空間。
前日夜も、明日の仕込みを楽しそうにされて、
寝酒にと、クラフトビールを半分ずつして飲みながらおしゃべりしていただきました。
師匠が急に思い出したように、
「畑中さんに見てもらいたいものがあるの」と2階の納屋のような空間に連れていっていただいて、見せていただいのが
師匠の嫁ぎ先に伝わる漆器類。
経年変化して、うるしが剥げたものがあるものの、
とにかくその数と状態と、箱書にただただびっくり。
「寝かせているだけではもったいないから、次は使ってみようかと思っているのよ」と。
茶懐石の心得がある私には、その塗り物がどれだけ価値があったものかがわかり、
旧家の蔵を見させていただいて驚きいってしまったところでした。
「これを使いたいから、畑中さん、教えて。」って無邪気に言われる師匠。
茶懐石まではいかなくても、漆器を使ったお料理の組み立てができそうで、マクロビ的なお膳ができそうです。
さて、師匠のキッチンに戻りますが、
朝ごはんもいつもありがたい限りの品ぞろえ。
前日に仕込んでおかれた発芽玄米ごはんに、具沢山味噌汁にはきのこ、わかめ、玉ねぎ、アスパラガスと血糖コントロールしてくれそうな食材に五倍麹を使った白味噌の味噌汁に、ごはんの友のラインナップがすごすぎる。
しぐれみそ、ふき味噌、ふき鉄火味噌、行者にんにくいりキノコの重ね煮、ぬか漬けマリネ。
私が持参した西都の初摘み茶をいただきながら、高知からの正食お仲間さんも朝食をご同席されて
春の朝食を楽しませていただきました。
何人来られても常にウェルカムが師匠の温かさに
いつも師匠のようでありたい、20年後はこうやってみんなと食べ物で繋がっていられたらなんて
来させていただくたびに心に強くこの光景を焼きつかせていただいております。
いつもいつも師匠に見られて、ちゃんと地に足がついているかを確認してもらいながら
さらなる次のワクワク挑戦に4月の新月からスタートしております。
BTS+美腸発酵フードコンサルタント指導者養成コースをオンラインとオンデマンド講座で開講していきます。
ちらっと師匠に見てもらって、オンラインの中で生きている健康講座を確認してもらったところでした。
来月で、マクロビオティックのリカレント講座に通い始めて1周年。
いつまでの師匠の後ろ姿を追わせていただきながら、叶えたい20年後の自己実現の形を
しっかりと焼き付けさせてもらうためにも、まだまだ修行を続けていきたいと思っております。
太田先生、師匠、今月も本当にありがとうございました。
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