2023年10月19日に久留米の師匠を訪ねてマクロビオティックの
学び直しであるリカレント講座を受けに行ってきました。
10月のテーマは、「三年番茶でお手当て活用術」。
マクロビオティックでは、体を温め過ぎず、冷め過ぎさせずに中庸に持っていく
飲み物として三年番茶をお勧めしています。
お年寄りから赤ちゃんまでどんな体質の人にもおすすめな三年番茶は
番茶よりもさらに、香ばしく茎の部分が多い茎茶のような感じの茶色のお茶。
日本茶には、新芽を楽しむ緑茶、
煎茶や番茶をさらに焙煎して香ばしくしたほうじ茶、
3番茶以降の葉や大きな硬い葉を使った番茶がありますが
三年番茶は、おおよそ3年以上生育した茎や古い葉を常温で長期熟成させ
焙煎してあるので刺激が少なく香ばしい味が特徴のお茶になります。
三年番茶は、消化吸収を助け、血液をきれいに新陳代謝を促進させ
ウイルスの増殖を抑え、細胞を引きしめ、酸性体質を改善してくれる健康茶でもあります。
これだけでもすごいんですが、
体を整える様々な「お手当(自然療法)」にも使うことが名選手。
今回は
①梅醤番茶
②葛入り梅醤番茶
③醤油番茶
④大根おろし入り梅醤番茶
⑤ごま塩番茶
⑥塩番茶と塩番茶湿布
について、リカレント講座で学び直しさせていただきました。
今回もお手当部門担当は、太田理恵先生。
今日はさわやかなお姿でお出迎えくださいました。
大量の三年番茶をご用意くださって、追加でトッピングしていく
大根おろし、れんこんの絞り汁、梅醤エキス、ごま塩、醤油、葛粉を
ご準備いただいてました。
まずは
①梅醤番茶
新陳代謝を高め、疲労回復と胃腸強化、食欲不振、貧血、腹痛緩和おすすめの
「お手当」ドリンクナンバー1のスーパーヒーロー。
冷え性改善に特におすすめの梅醤番茶は朝一番に飲むのがおすすめ。
胃酸を整えて、肝の気も流してくれるとっとおきのドリンクになります。
【作り方】
梅干し (中)1個
醤油 小さじ1と半分
生姜の絞り汁 2−3滴
*梅干しの種を取り除いて包丁で叩き、すり鉢で滑らかにして醤油を加えてさらによくすりつぶしてペーストにしていく。そのまま、常温保存可。いただく時は、湯呑みに小さじ1程度入れて、三年番茶を注ぐ。
②葛入り梅醤番茶
こちらは私も初体験ドリンク。梅醤番茶に葛をといて飲むとさらに整え効果がパワーアップ。
風邪のひき始め、肩・首などの節々の凝り、下痢や胃腸不全にもばっちり。
葛根湯にも葛粉が入っているように、葛のあたため効果は半端ないみたい。
【作り方】
三年番茶を沸かしたものに、本葛大さじ1を同量の水で解いたものを入れて一度沸かして葛入り番茶にしたものを
湯呑みにあらかじめ入れていた梅醤エキスに入れていただく。
③醤油番茶
こちらも聞いたような聞いた言葉ないようなお手当ドリンク。
イメージがつく味ではあるけど、ちゃんとしたお醤油(大豆、塩、小麦原料の杉樽仕込み二年もの)だと
自然療法的効果が高まりそう。
軽い疲労、左の肩こり(マクロビオティック的には砂糖や甘いもの、コーヒーなどの陰性過多が原因)、
新陳代謝を促し手軽にリフレッシュができる酵素飲料!?
これまたちゃんとしたお醤油がなせる技ということは特筆しておきます。
【作り方】
湯呑みに美味しいと感じる量の醤油(小さじ1から大さじ1)を入れて、熱々の三年番茶を注ぐ。
④大根おろし入り梅醤番茶
これまたまた、私も初トライの梅醤番茶のアレンジ発展系ドリンク。
大根おろしが体にたまった古塩を取り除き、梅干しと醤油が新しい塩気を補うことで血液の浄化や
胃腸を整えてくれる効果が期待されます。
大根おろしにする大根の部位は先端がおすすめで辛味が強い方が効果が期待されるが、
胃の調子や辛み具合に合わせて選ぶと良い。
マクロビオティックでは、すりおろし用の金具またはセラミックでも大根おろしの辛味と
口当たりが変わってくるので、気にされる人は体質に合わせて選ぶの効果あり。
【作り方】
湯呑みに梅醤エキスを適量と、大根おろし大さじ1をふんわりと入れて、熱々の三年番茶を注ぐ。
⑤ごま塩番茶
これは、私が正食クッキングスクール本校マクロビティックの集中講座中、
生理痛が酷かったときに飲ませてもらったら
ぱたっと痛みが止んで、経血量も軽くなったという経験を持つ魔法のドリンク。
陽性のごま塩と三年番茶がとてもいい効果で、私もお気に入り。
細かいことが気になって眠れない(陰性の不眠)、月経痛におすすめ。
胡麻のカルシウムと塩のナトリウムが細胞に元気を与えてくれるのだとか。
【作り方】
湯呑みにごま塩を適量入れて、飲み頃の三年番茶を注いていただく。
⑥塩番茶と塩番茶湿布
いやあ。これも初めてでした。
しかも、塩番茶には内服と外用があるなんて。
内服は、あらゆる陰性症状(冷え、むくみ)、熱中症、夏バテ、心臓が原因のむくみ、がん(陰性由来)、
陰性体質の人の日常のドリンクとしても良いのだとか。
また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが原因で起きる吐血の止血にもいいのだそう。
吐血している人に塩番茶を飲ませるような応急手当の時は、冷めた番茶50ccに
4−5%の塩を入れて服用するのがおすすめ。
外用としては、「番茶湿布」として活用できるのだとか。
三年番茶に塩を入れて、タオルを硬く絞ったものを目の上に載せるといいのだそう。
目の不調、老眼、近眼、角膜炎、痒み、白内障、緑内障、疲れ目緩和におすすめ。
【作り方】
内服:三年番茶に1%の塩を加えて煮立たせてからいただく。
外用:三年番茶に1%の塩を入れてさっと沸かし、荒熱が取れてからガーゼなどに浸し、
目に15分程度を1日2回ほど湿布する。
この番茶湿布を目にしたら、気持ちのいいこと。
9月にめちゃめちゃ目が疲れていた時にやれていたら最高によかっただろうなと
眼精疲労しまくりだった時にしたかったなあと思えたお手当。
実際、老犬の白内障をこれで改善させたという体験談も聞けて
お手当としては安心安全なアイケアが期待できそう。
さらに本日はこれに、
野菜の水無炊き(炒め蒸し煮)の実習もあって
お手当ドリンク+お手当+料理と
豪華なラインナップでもリカレント講座になりました。
そして、またまた師匠の愛たっぷりのマクロビランチ。
お品書き
①根菜と黒豆のがめ煮
②太秋柿の白和
③椎茸の甘酒オーブン焼き
④きゅうりの熟し柿漬け
⑤山形の「だし」(オクラ、山芋、人参、磯納豆、麦醤油麹)
⑥重ね煮の黒豆味噌汁
⑦かぼちゃとキャベツの水無炊き
⑧銀杏とむかごの玄米
⑨白玉団子のベリーソースがけ
⑩こねり柿園の太秋柿
久留米のマクロビオティック師匠の愛情はこのお昼ご飯をみてもお分かりの通り
半端なく深くて広いので、こんなにまでお献立揃い、
朝ごはんも、たんぱく質を取りなさいといっぱい用意してくださって。
いつも温かく甘えさせてくれる師匠にたくさんエネルギー補給をさせてしまいました。
帰りは、あまりにも浮かれ過ぎていたらしく
私の心臓部分でもあるパソコン、財布、鍵の入ったカバンを
太田先生の車に忘れて、高速バスに乗ってしまい、
久留米から八女インターチェンジまで持ってきてもらう始末。
太田先生、深見さん、
忘れ物を届けにわざわざ追いかけてきてくださってありがとうございました。
高速バスに飛び乗ったものの、一駅だけで途中下車して、
どうにかことなきを得て、パソコン入りバッグに再開。
本当に申し訳ないやら、情けないやらではありましたが
お二人のありがたい愛に包まれて
次の高速バスに予約なしでの現金交渉乗車させていただけました。
あんまりにも幸せな久留米研修にやらかしてしまいましたが
さらにお伝えしたいマクロビオティックの知恵をいただけたようで
ありがたい限りでした。
今日のリカレント講座のメインだった太田理恵先生。
受講生のみなさんへの最大の心使いと優しさが滲み出る講座は
「畑中さんに褒めてもらえるように準備したんです。」と
帰り送っていただく車中で言っていただけて
これ以上の素晴らしい努力と進化をしておられるマクロビの先生はおられないなと
感謝したところです。
そして、その太田先生をさらに育てようとされておられる
久留米の師匠こと、鶴久ちづ子先生。
ちづ子先生には
人への愛、食べ物への愛、社会への愛を三愛を
熱く感じさせていただいております。
たくさんの経験と知識と実践をお持ちながら、次の後継者育成と
今まで通ってきてくださった受講生さまにさらなる愛を
そして、マクロビオティックの初級と中級受講生のみなさんに
本校での上級受講を進めようとリカレント講座を開講されて一年と8ヶ月。
また次のステップアップを考えておられる私のロールモデル的師匠。
いつも師匠の背中を追わせてもらいながら
自分の軸を正させてもらっている師匠の存在は大きく。
そして、毎月ありがたい教えとおもてなしを受けさせていただけて
本当にありがたい限りです。
太田先生同様、私の中のマクロビオティック熱が再燃してきまして
これからもさらにもうちょっとだけ、
コアなところまでお伝えできそうなそんな気がしてきました。
今月もたくさんの愛と教えをありがとうございました。
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