2023年2月16日に、久留米の師匠宅での2月のマクロビオティック修行に行ってきました。
マクロビオティックを志してから早くも15年。
大阪の正食協会で師範科まで出たにもかかわらず、まだまだマクロビオティックを教えるのに自信がなかった私は
久留米から、都城にマクロビを教えに毎月来られておられた師匠に弟子入りして、2年間アシスタントをさせてもらって
正食協会のマクロビオティックを学びました。
その久留米の師匠が、マクロビオティックのリカレント講座をされていると聞いて、
2022年5月から学び直しをさせて抱いて、早くも7回目。
前日から師匠宅に泊まらせていただいて、たっぷりの師匠の愛と懐の深さ、考え方に感化されて
師匠の背中を追わせていただいています。
2023年2月のマクロビオティックのリカレント講座は、ビワの葉のお手当。
今日もお手当担当の太田先生からビワの葉療法について教えていただけました。
ビワの葉は、お釈迦様の時代から仏教医学にも登場していたのだとか。
日本でも聖武天皇の時代にはビワの葉療法が存在していたのだそうです。
まずは、ビワの葉エキス療法。
ビワの葉のエキスをアルコール抽出したものなのですが、
痒み、痛み、やけどのほか、湿疹、アトピー性皮膚炎、あせも、虫刺されなどの皮膚のトラブルに、
歯痛、喉の痛み、歯槽膿漏、口内炎にもよいらしく、とげ抜きにも脱脂綿等で湿布していたら撮れやすくなるのとか。
作り方はいたってかんたん。
ビワの葉は大きめのゴワゴワした葉の方がよいそうで、裏の毛をたわしでゴシゴシ洗って、1cmくらいにざく切りしたものを薬用アルコールか、35度の焼酎、またはホワイトリカーに漬けるだけ。
5ー7日くらいでエキスは抽出されるのですが、3ヶ月間くらい置いていると色が出て出来上がり。
太田先生は、小さなスプレー容器にこのビワの葉エキスを入れて持ち歩かれているのだとか。
一家に1本あると重宝するビワの葉エキスは何年でも保存が効く万能薬になりそうです。
続けてビワの葉温灸について教えていただけました。
神経痛、リウマチ、がん、肩こり、腫瘍などにも効果が見られ、体質改善にはもってこいの温熱療法である
ビワの葉温灸は、ビワの葉の裏毛をごしごし洗ったものの上に、さらしと紙をしいて、棒状のもぐさに火をつけて患部に圧をかけて温熱していくお手当。
指圧とビワの葉ともぐさ灸の3つの効果があるとか。
体のツボに合わせて、ビワの葉ともぐさを押さえていくとからだがあったまってくるのを強く感じるだけでなく
肩こりが緩和されて、ぽかぽかして眠たくなるのを感じました。
手の合谷や足のツボの湧泉を目掛けて受講生も温灸。
太田先生もお母様のお病気治し目的で、ビワの葉温灸をされておられたとか。
もぐさの香りも吸い込むことで肺などの呼吸器系にいいらしく、とても幸せな気持ちになっていました。
このびわの葉温灸後は、梅醤番茶をいただいて、さらに体あたため効果を実感。
温活すると、気持ちも心もあったかく楽になって緩んでいくもんですね。
師匠の方からは、食用料理としての「きんぴら」の復習。
マクロビオティックには、食養料理がいくつかあって、普段食べていくことで滋養になる料理の中にきんぴらがあります。
きんぴらには、体温め効果に、血を作って貧血対策によく、胃腸を整え腸内環境を改善し、デトックスにも効果が見られる食養料理。
材料は、ゴボウ100gに、レンコンと人参が各25gずつと醤油のみ。
ゴボウとニンジンはマッチ棒の太さの千切りにして、レンコンは薄いいちょう切りにします。
フライパンに、ごま油小さじ1を入れて、ごぼうを蒸し煮。その時に梅酢を入れます。
蒸し煮ができた後、ニンジン、レンコンも入れて蒸し煮して、水を計量してフライパンに投入。
この入れた水の量の10分の1のお醤油を入れて、汁気がなくなるまでことこと焚いていくのが
マクロビオティックのきんぴら。
蒸し煮がどれだけうまくできたか次第で、ゴボウの甘さが違ってくるのが不思議。
お箸で一口いただく程度がちょうどいいのだとか。
今日は、ごぼうだけで炊いたきんぴら。
出席者全員にごぼうの切り方を冴えてその切り方を師匠と太田先生がしてくださり、
ゴボウの蒸し煮と醤油を入れるタイミングと炊き上がりを確認されていかれました。
ゴボウは、腎の強化食品で、食物繊維は野菜でダントツNo.1。抗がん作用もある食べ物なので
積極的にとっていきたい根菜の1つです。
このマクロビオティックのリカレント講座は、もう一つのお楽しみがあって
師匠のお手製マクロビランチが食べられるというとても嬉しいギフト付き。
今日のランチは、
玄米ごはん、ヒポクラテススープ、小豆昆布、
凍り豆腐の重ね煮、鶏肝の煮付け、手作り腸詰ウインナー、菊芋のきんぴらと花豆。
動物性タンパクを毎回少しずつ入れてくださる先生の愛情をとても感じます。
ヒポクラテススープに今回はノックダウン。とてもおいしくて、体にすーっと入っていく。
そんなスープでした。
現在、ファスティング中で他の食べ物は持ち帰りしたですが、どうしてもこのスープだけは味見がしたくて。
作り方は、4リットルのお水に
アリと洗えるお野菜を入れて2時間炊くベジブロススープのような感じ。
今回のスープには
師匠のお宅で取れた、キャベツ、セロリ、ニンジン、パセリ、じゃがいも、玉ねぎ、生姜、ニンニクなどが山のように入っていて
これを2時間弱火で炊いて、野菜の細胞膜を破壊して、中の抽出されたエキスをいただくという貴重なスープ。
医学の父、ヒポクラテスの名前がついているこのスープは
滋養強壮にはもちろん、体質改善、デトックス、美肌、腸内環境改善にも効果があるのだとか。
まあ、この量のお野菜からのエキスだったら効果がとってもありそうと思うくらいの野菜の力をいただけて
本当に滋養にいいだろうなと感じたところでした。
師匠のお宅は、実家以上に実家なかんじで、何を作っておられるのか
台所を見させていただくのがとても楽しみ。
今回のヒポクラテススープに、花豆を煮たもの、外には干し椎茸と
熟し柿をベースにした漬け床に入った大根の漬物、
いただいた菊芋に、人参のピクルスは生徒さん作。
レモン塩麹を作ってみたのよと言われ、私に菊芋料理を任せてくださったので、
オリーブオイルでチャット炒めて、レモン塩麹で味付けして、師匠の畑からパセリとセロリをつっかけ履いて取ってきて、微塵切りにして入れて、ごまを振りかけてできあがり。
師匠も、麹調味料にハマってくださって、
ニンニク麹、生姜麹、唐辛子味噌などいろんな試作をされて楽しまれているよう。
100均で買ったと言われた瓶にはへちま化粧水を入れて、CBDオイルといっしょにいただいてしましました。
私がお世話になっているのに、師匠はたくさんの手土産を持たせてくれて
やってもやっても師匠の背中は遠く、本当に背中を見て育ててくださっているのを感じます。
師匠から受けた愛と生徒さんをどうやって独り立ちさせていくか、
そして育てた農作物や加工した食べ物を最大限活用して、
どうやって生かしていくか。
一緒にいさせていただいているこの時間と空間とご縁に本当に感謝しながら
マクロビオティックのリカレント教育を受けさせていただいています。
指導者としての身の置き方と引き際の大切さを見させていただいている。
20歳年上の師匠には、私の20年後のこうあるべき姿を見させていただいていて
毎回、しっかりと私のビジョンに落とし込んでいかさせてもらってます。
20年後の私が、自分の師匠のようになっておられるように
今後も久留米へのマクロビオティック修行
兼
人生修行は続きます。
今回も、鶴久先生、太田先生、ご一緒くださったみなさん、
本当にありがとうございました。
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