;ダイエット中の体重増加②

ダイエットしているのに、何で増えているの？

１２年間で１４００人以上のファステイング指導をして気付いた

ダイエット中の体重増加は原因は３つ。

①急激な体重減少に伴う軌道修正

②夜９時以降の飲食などによる排水障害

③睡眠中の新陳代謝の不活性化

 

今回はその２回目。

②夜９時以降の飲食などによる排水障害

 

ダイエット中は、カロリー制限、糖質制限などで、食べるものや量を制限している人がほとんどだと思います。

 

ちゃんとやっているのに効果が出ない。

 

そんな時に見直してもらいたいのが、食べている時間帯。

 

私の指導しているファスティングプログラムでは、夜９時以降の飲食はNGと言ってあります。

 

たとえ、水であろうとも９時以降はNG.

人間ドックや健康診断の時も同じだと思うのですが、夜９時以降は飲食ストップするように言われているのは、

 

消化できる時間というのが食べ物で決まっています。

 

果物なら２０~３０分

野菜なら１時間から２時間、

炭水化物なら８時間から１２時間、

たんぱく質なら１０-２４時間。

 

食べ物が消化されて移動する時間は

食道まで１０秒、

食道から胃までが２-４時間、

胃から小腸までが２-４時間、

小腸から直腸、排泄までに１５時間と言われいます。

 

これでいうならば、夜９時以降に飲食をすると朝にまだ食べ物が停滞してしまって、未消化な状態で

代謝不良を呼び起す一因になると考えられています。

 

よくあるのが、遅くまで飲んだあとの〆のラーメン。

朝になんかつかえている、それは胃にしっかり食べ物は停滞している証拠です。

 

過去１４００人以上のクライアントと向き合ってきて、

夜９時以降の水分でさえも翌朝の体重が＋２００～１００ｇ増量していることが多くあります。

 

どうしてものどが渇いた、

または酵素を飲んだという場合に、翌朝の体重の減りがあまりなくてがっかりされているメールも多く来ます。

 

水は体内での通過時間は１時間半と言われてはいますが、胃腸へ停滞して、尿や便または汗として排泄されるまでに１５時間以上はかかるので、寝る前の水や９時以降のお風呂あがりの水分補給は、私のプログラム上は進めていません。

 

「死に水じゃないんだから、枕もとに水を置いて寝るのは控えてください。」とお伝えしたクライアントも水の取り過ぎによる痰湿症状が出ていました。

 

水分補給は尿の量と回数または汗の出具合で、私は指導しています。

やたらと水分をとればいい、というものではありません。

 

特に夜９時以降は体が消化と代謝を始める時間ですから、プラスで入れ込んでいくと体重に乗っかってくるのは当たり前。

 

と、クライアントにはお話ししています。

 

次回は最終回。

③睡眠中の新陳代謝の不活性化

についてお話ししていこうと思います。

記事の共有と読者登録のお願い

畑中美智子

今回の記事はあなたのお役に立てましたか？

もしお役に立てたのでしたら、TwitterやFacebook等のソーシャルメディアでこの記事を共有して、あなたのお友達にもお知らせいただけましたら嬉しいです。

一人でも多くの方に食の大切さをお届けすることが私の喜びに繋がるので、今後、新しい記事を作成して情報を発信する際のモチベーションアップになります。

最新記事をいち早くお届けするために、読者登録をおすすめします。