;ダイエット中の体重増加①

「え！？なんで！？」

ダイエットしているのに、体重が増えて朝からがっかりって経験をされている方。

 

１２年間で１４００人以上のファスティング指導をしていると、「先生、体重が増えた！」と朝イチでメッセージをいただくことは少なくありません。

 

ダイエット中の体重増加は原因は３つ。

①急激な体重減少に伴う軌道修正

②夜９時以降の飲食などによる排水障害

③睡眠中の新陳代謝の不活性化

まずは、

①急激な体重減少に伴う軌道修正

体重がファスティングなどで、短期間で大幅ダウンするとご本人嬉しいばかり。

１週間でー３ｋｇというクライアントも多くいます。

 

ただし、

カラダにとってはこれは異常事態。

 

いままで平穏無事に過ごしていたのに、急にご主人さまであるご本人が食べないことを始めると

カラダは一気にガードにかかります。

 

これが恒常性（ホメオスタシス）です。

 

体重の多かった時期に戻したいとカラダはがんばってありとあらゆることで

元の体重に戻そうとする。

 

それに、一番てっとり早いのが、胃腸に水分を貯めこむことです。

 

特に腸は長く袋状の臓器なので、ここは水ガメができる格好の場所。

 

大概は腸からむくみを起こさせて、体重を一時的に戻そうしてます。

この時に、腸内は腐敗していたり、ヘドロ化していると水は排水溝の汚水と化して、いつまでも停滞することになるのですが、

 

ファスティングをしている方の腸状態は、わりと改善されているので、一過性のむくみ腸状態になることが多いです。

 

ダイエットしている時に見直したいのが、

水分の摂り過ぎ。

 

水分の取り方。

 

水分の飲み方です。

 

１２年間で１４００人以上のファスティング指導をしていて、水を取ることよりも摂りすぎて、水毒を起こしているクライアントに多く出会ってきました。

 

私は水分としては、シモン茶とシモンコーヒーを薦めて、むくみ解消につなげています。

 

また、薬やサプリメントもカラダにとっては極陰性の異物であるので、水で飽和させて体外に出そうとする過程で、一過性のむくみがおき、体重増加につながります。

 

ファスティング中は、サプリメントは中断、お薬もおやめになれそうなものはやめていただいて、排毒につなげています。

 

次回は「②９時以降の飲食による排水障害」についてです。

 

 

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畑中美智子

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