レアでコアな農業共済新聞に年間連載させていただいております。
2017年9月6日付の記事は『夏の疲れを取る食事法』。
以下、抜粋で内容を共済担当者の許可のもとで、公開させていただきます。
『今年の夏も30度以上の真夏日が続きました。夏の疲れがそろそろ出始めるのが朝夕が涼しくなってくる夏の終わりから初秋。
今回は夏の疲れを取る食事法についてご紹介します。
夏の疲れが出る理由は、
①暑さによる体力消耗
②夏のイベントによる気の消耗
③冷たい物や水分の摂りすぎがあげられます。
一番は軸を整えること。これは自律神経を整えるとお伝えしていますが、手っ取り早いのは、ごはんと味噌汁。
一日2食から3食をごはんと味噌汁にし、おかずはぬか漬けなどシンプルなものを1~3品の一汁三菜に戻すと案外、体調が整いやすくなります。
夏は、花火大会やお盆、夏祭りなどでイベントも多く、食事が乱れがち。
焼き肉、バーベキュー、ビールにソーメン、スイカ。
極陽から極陰の食べ物と呼んでいますが、カラダを温める、冷やす両極端の性質をもった食べ物が入りやすく、胃腸も大混乱を起こしやすくなります。
また、冷たい飲み物や食べ物を食べていると体温が下がり、体内酵素が不活性になり消化不良を起こしやすくなります。
カラダがなんとなくだるいという時は、冷たい物から温かい物へ、ごはんと味噌汁とシンプルなおかずに戻して、少食を心がけると夏の疲れが取れてきます。
梅干やぬか漬け、みそなどの酸味と塩気が気を巡らせ、米が気を回復させ、温かいものがカラダを整えていきます。
シンプルイズベスト。
小さな食養生から初めて行きましょう。』
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