夏の朝茶事

2017年7月１７日の海の日の朝茶事。

 

早朝6時のお席入りの朝茶事が、夏の太陽が上がりきる前なのですがすがしいなかでもお茶事になりました。

 

5時50分には、亭主宅に到着。

 

すでに、準備完了。

 

バラの香りのする香煎茶の冷茶でおもてなしされ、のどの渇きをいやされました。

 

そのあと、お席入りし、床の拝見。

御軸は「竹」。

 

 

 

 

 

初炭が終わってから、茶懐石。

 

朝なので、朝粥程度かと思っていたら、本懐石。

 

八寸で千鳥の杯まであり、本当におもてなしに感動ひとしきりでした。

 

 

 

 

 

お菓子は島根からのお取り寄せ。

 

 

 

 

 

床のしつらえが代わり、せみとりかごに釣り船草がしつらえてありました。

 

 

 

 

 

御濃茶が始り、次は薄茶。

 

薄茶のお菓子は、先日京都で購入した干菓子を使ってくださいました。

 

 

 

 

 

すずやかなガラスの薄器でのおもてなし。

 

 

 

なごやかな雰囲気での朝茶事が終了するころには太陽が高く昇っておりました。

 

 

私は煎茶道を学んでいますが、お茶の師匠が裏千家の師匠でもあるので、折あるごとにお茶事に呼んでくださいます。

 

先日の京都旅行では、自分の不勉強ゆえに、楽しみが半減する経験をし、知っておくことは大切なことだと改めて実感してからのお茶席入りで、少し魂入ってのお茶事参加となりました。

 

まだまだ、学ぶことの多いおおよそ不惑の身。

 

ますます、精進していきたいと思っております。

 

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畑中美智子

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