馬を水辺に連れていくとも

最近いただいたお問い合わせメッセージ。

「ファスティングをするのが怖くて、、、。」

このような方に出会うと教員時代に教えていた英語のことわざを思い出します。

“You can take a horse to the water, but can’t make him drink.”

（馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。）

人が馬に水を飲ませたくて水辺に連れていこうとも、馬がのどの渇きをいやしたいと思って水を飲もうとしないと飲ませることはできないということわざ。

親が子供にピアノを習わせたくてピアノを買ってあげても、本人が好きで弾こうとしないと上達は難しいという経験をされている方は少なくないでしょう。

これといっしょで、ファスティングもご自分の強い意志がないと私は指導ができません。

変わりたい。

今の現状をどうにかしたい。

その思いが強くなって、あえて飛び込んでくる方しか、私は指導のしようがないのです。

石橋をたたいてたたいて壊してでも渡れないという人に

スタート地点に立てというのは所詮、無理だと思っています。

そのような方はそっと放っておきます。

どうしてもファスティングがしたいという気持ちが高まるまで。

本気で変わりたいという方たちのためなら、私も自分のエネルギーの使い甲斐があるというもの。

馬が水を飲みたくないのに、飲め飲めといって、口先を水面につけさせてもそれは拷問というものでしょう。

義務教育ではないのですから、そこは自由意志を尊重します。

2017年も残りわずか。

あなたが飲みたかった水は飲めたでしょうか？（お酒のことではありません。）

案外、あなたも水辺まで行っているのに水を飲まない馬になっているかもしれません。

目の前にあるチャンスに気付いて手を伸ばすかどうかはあなた次第。

チャンスの女神さまは前髪しかないのですから。

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畑中美智子

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