「0(ゼロ)」リセットの大切さ

 

1000人のファスティング指導をしていて、ファスティングの最大の効果はリセットできることだと思っています。

 

行き過ぎた食傾向、たとえば甘いものがやめられない、パンが無性に食べたい、毎晩のアルコール、ご飯はガッツリ、揚げ物やスナック菓子が止まらない、コーヒーにチョコレート中毒。

これらは、その人が受けるストレス感受性で大いに違います。

 

ストレスを感じやすい脳。

 

これは、考え方や思考傾向もそうですが、多くの人をカウンセリングしてきて、その人の食べる傾向が大きく関係しいているのに気付きました。

 

エネルギッシュなキャリアで頑張っている女性、子育て中のママ、趣味に仕事に毎日が忙しい女子など、とてもエネルギーを欲しがる傾向があります。

 

こういったタイプは、肉、魚、揚げ物、塩辛いもの、ホットなもの、チーズ、チョコレート、ナッツ類、スナック菓子を欲しがる傾向が高いです。

カラダにガソリンが欲しいので、いつでも燃やしたい陽性過多の食べ物。

 

同時に、アルコールやコーヒー、炭酸水、たばこを欲しがられていることも多いです。こちらははクールダウンの陰性食品。

 

行き過ぎた脳は刺激を求める陽性過多の食品で、アクセル全開状態を作り、クールダウンに

アルコールで抜かせたがるようになっていくと、自律神経の乱れが出てきます。

 

アクセル全開状態は交感神経がガンガンにON。ハイパー状態になっているので、肩こりも腰痛も感じず、便意も催さないくらい朝から攻撃モード。家族の朝食や弁当の準備、洗濯などハイパーに動け回られます。

 

この状態が続くと、カラダに硬直状態が起きてきます。肩こり、腰痛、ひざの痛み、便秘、頭痛、足のつり、夜に眠れない。弛緩状態、つまりリラックスできなくなるのです。

 

私もその一人でした。

 

ガンガン動き回られる。趣味の一環で、東方神起の追っかけをしては、ギャーっと熱く叫びまくっていた時期があります。

 

その東方神起の歌に「”０”正・反・合」という楽曲があります。曲はかっこいいのに、なんだかよくわからないタイトルと思っていたら、哲学の用語でした。

 

「正」：今進んでいる方向（テーゼ)。

「反」：その逆の方向（アンチテーゼ）。

「合」：新しい進むべき方向(ジンテーゼ)。

 

ファスティングの指導で言うならば、行き過ぎたアルコールや甘いもの、パン、肉を食べて体重過多やストレスが溜まって、今の現状にどん詰まりを感じている状態が「正」。

 

いったん、食べないという全く反対の食をする断食が「反」。

 

リセットされた食習慣とクリアになった思考回路で、一汁三菜の玄米菜食を始めることが「合」。

 

必要なことは「０（ゼロ）」。リセットすること。原点にもどること。

 

プリンセスファスティングの2週間プログラムは、断食してから回復食、玄米リゾットと温野菜、玄米菜食の一汁三菜へと段階を踏んで、食指導をしていきます。

先日、ファスティング後の玄米菜食をしてー１０ｋｇに成功された薬局の方から、

 

「保健所の保健婦さんから、根掘り葉掘り、どうやったらそんなに痩せたのかを聞かれましたよ。全部、要注意と要治療の数値が改善されて、血糖値やコレステロールの健診データグラフがキレイに円内に入ってるんです。玄米菜食で、3か月過ごせしたからって言っておきました。」

 

「０」にする勇気。

 

今日から福岡へ。私の原点です。

3年前に食育の道一本で進むことを決めた地。

 

その福岡で、4人がプリンセス候補生が待ってます。

食の神様にお誓いした、「食で救える方を救う。」という私の使命。

 

ご縁あるところに道が開けて待っています。

 

”０”正・反・合　　　

進みを止めて、振り返り、リセット。新しい道へ。

 

リセットができた人が実感する新しい生き方です。

 

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畑中美智子

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