「再生」　ファスティングの好転反応

ファステイングの効果はデトックス＆リセット。

行き過ぎた食習慣を一掃し、悪しき食習慣をリセットしていく過程で、好転反応が強く出る方がいます。

 

いわゆる、「低血糖症」です。

 

麻薬中毒患者、アルコール中毒患者が、矯正プログラムの課程でフラッシュバックや幻覚を見るのと同じで、砂糖中毒患者でもこの症状は強く起こるです。

 

そうなんです。「砂糖中毒」。

 

特に、ファスティング開始後の1日目の終わりから2日目にかけて起こる傾向が強いです。

 

一番訴えられる症状は、眠気。車を止めて寝たら3時間も駐車場で寝ていたとか、生あくびが止まらず、とにかく眠い。など。

 

これは、肝臓からデトックスのサインです。

「春眠暁を覚えず。」

 

春になると肝臓が動き始め、カラダがデトックスしようと頑張ります。その時に、１年間ため込んでいた体脂肪に蓄えていた有害物資が溶け出すと言われ、肝臓がフル活動すときに「眠さ」で強く出ます。

 

ファスティングの体験者も１日目からこの眠さを訴えてこられます。

 

しかし、この症状は歓迎するべき好転反応。

 

ダイエットコーチとしては次のように解き明かしています。 

 

ひどい吐き気、吐き戻し、倦怠感を訴えられる方は、普段食べすぎていた人たち。

 

舌診すれば一目瞭然。

 

胃に熱を持っている状態で、胃が食べ物をくれと訴えていると、胃液が濃くなり、吐き気や吐き戻しなどの逆流性食道炎のような状態を起こします。

 

しかし、食べ物がこないと諦めると胃が普通のモードに変わり、修復モードに入ります。

 

頭痛を訴えられる方もいます。

 

これは低血糖症の典型的症状。

 

最近、気付いたのは朝の頭痛と昼過ぎの頭痛は原因が違う。

 

朝（午前中）に頭痛を訴えられる方は、アルコールで晩酌されているか、２１時以降に甘いものが行き過ぎていたタイプ。

要に、夕方に脳が期待していた糖が入ってこないので、朝食からの糖分が脳に行きわたるまで、頭痛で低血糖を訴えてきています。

 

昼（午後から夕方）に頭痛を訴えられる方は、間食や甘いものを普段よく口にされていたタイプ。

脳に行っていた糖分が回らないので、頭痛で症状が現れます。

 

いずれにせよ、ファスティングの最大の効果は、デトックス&リセット。

 

一度、出始めた症状は止めることなく出し尽くした方が、本当の意味でのデトックスはできます。

 

基本的には、頭痛薬は控えて、寝れそうなら早めに寝ることをオススメしています。

 

カラダは正直。

 

吐き気や吐き戻しの人は食べ過ぎ傾向で、カラダが「食べないで」と意志を持って訴えている証拠。

 

眠気や頭痛は、普段から活動的で、頭も体もフルに動かしていた人に起きる症状。「休養してくれ」とカラダが訴えています。

 

ファスティングの好転反応は、必ず食べてきたものや食べ方の傾向、ライフスタイルと因果関係があります。

 

再生のための嵐。

 

春が来る前の木枯らし。

必ず、良き前兆には、試しがある。

 

ダイエットコーチが辛い時期も乗り越えられるようにサポートします。

 

デトックスして、リセット。

 

新しい自分に会えるためにも、このお試しを乗り切って春を迎えてほしいと願っています。

 

 

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畑中美智子

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