2018年初釜で五事式

2018年のお茶のお稽古初めで、初釜に出席させてもらいました。

私は煎茶道を学んでいるのですが、お抹茶のみなさんと五事式というお稽古に参加させていただきました。

五事とは、お炭、お花、お香、濃茶、薄茶と全員が参加できるように交代でお点前していきます。

まずはお炭から。

この状態が始り。この炭を一度抜きとって、前の人が入れた炭を順番に戻し、自分で炭を新たについでいくという炭点前。

お炭が終わったら、お食事。

今日はお茶の先生の手製のお料理をいただきました。

まずは最初のお料理。このあと次々に預け鉢といってお料理が出てきます。

最後は八寸。

海のものに数の子、山の物にくわい。

千鳥の杯といって、亭主と客との間にお酒を交代で飲みながら末客へと進んでいきます。

そして、主菓子。

今日のお菓子は先生の娘さんお手製のお菓子。

この後、お花のお飾り。花代に盛られたお花を次々に生けていきます。

こちらが私の作品。紅梅に椿。

お花の後は、お香。聞香といって、次つぎにお香を聞いていきます。

次に御濃茶。お客全員で一椀を回して飲んでいきます。

今日の御濃茶は一保堂さんの抹茶。お練り具合もよく、大変おいしくいただきました。

最後はお薄茶。私にも回ってきました。

そして、会の最後は評価をします。亭主に対して、おもてなしやお点前がどうだったかを匿名で札を使って評価します。

これで五事式終了。

お正月の三が日に雅な伝統文化に触れさせていただき、感謝しています。

日本の伝統文化には必ずその意味と良さ、そして受け継がれるに値する価値があると思っています。

その良さを和食風水としてこれからもお伝えできたらうれしいです。

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畑中美智子

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