煎茶道を初めて20数年。
お茶の先生が「茶事百篇って言って、お茶をするからには茶事を100回くらいすると見識が深まるというのがあるの。」というのを言われていました。いつものお稽古は割り稽古。お茶事をすることで、普段のお稽古の集大成と「おもてなしの心」を育めるのだと。
稽古がそんなに進んでいないときは、その意味が解りませんでした。確かに茶事は大切だけど、めんどうくさいなというのが正直な気持ちでした。
ところが、年齢を重ねていくと、その茶事に込めれられた客人を楽しませようとする「おもてなしの心」がわかってくるようになりました。
今回の茶事は裏に入らせていただき、前日のそうじから手伝わせていただきました。
たたみや床はキレイに拭きあげて、障子の桟のほこりも拭きあげていきます。内水をして、玄関の上り口も拭きあげます。そして、お道具のセッティング。
今回は「雛の茶事」という設定で、おもてなしを演出して行きます。
掛け軸の選定。今回は、「一陽来福」。本来は冬至にかかげる言葉ですが、陽気が戻ってくることを楽しむ御軸ということでチョイス。
梅とウメモドキでお花飾り。
「汲み出し」という、客人が最初に口をうるわすお茶。すすり茶で遠方から足を運んでくださった労をねぎらいます。
腰掛待合のあとの蹲(つくばい)。たっぷりのお水をいれて、客人の清めに用意します。ここでの手の洗い方は、神社の手水と同じ洗い方。お茶席も神聖な場となります。
茶懐石でも、おもてなしの心は随所に見られます。
客人にベストの状態でお料理を出します。温かいものは温かく
客人が扱いやすいように
箸で取れるように一口大に盛り付けます。
春を感じてもらう趣向をあちこちに盛り込んで、おひなさまにちなんだお道具で客人を楽しませます。
お窯は雲竜窯。釣り窯で春風を楽しむ趣向です。
お道具は皆具。おそろいの柄で、春先のタケノコを唐子が掘っている春の趣向のもの。
お菓子はお濃茶用には主菓子のモモ。
薄茶用には、和三盆と吉野葛のお菓子。
すべて、客人が楽しめるように、心配りをした空間。
戦国武将もとりこになった茶の湯の世界は、おもてなしと和の世界観がたっぷり味わえます。
日本人の魂が和を欲するとき、「茶」の世界に触れてみると、なつかしさと新しさを感じられると思います。
日本人のDNAが楽しめる空間。「おもてなしの心」の再発見に和を楽しんでみませんか?
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