2023年8月19日に、大分県杵築市にある中野酒造さんにて
「真夏の日本酒ペアリング美腸発酵ランチフルコース」を美腸発酵フードアドバイザー6名で
開催の料理担当をさせていただきました。
中野酒造さんは、大分県杵築市にある老舗の酒蔵さまで
パリコンクールでは純米酒と純米大吟醸酒が入賞し「ちえびじん」シリーズを
醸造されておられます。
私が最初にご縁をいただいたのは、らいむ工房の佐藤朋美のアテンドで
2019年11月に新酒仕込み体験をさせていただき、
ピンクの酒粕をいただいて、酒粕フルコースを作ったところからでした。
今年の3月に、中野酒造さまを美腸発酵フードアドバイザー6名で訪問した際に、
その時建築中だったシェアキッチンを使っての日本酒ペアリングの発酵料理をフルコースで作っていただけないかというご依頼。
即答で了承したのですが、
日本酒とのペアリングでの美腸発酵フードフルコースってどんな感じだというところから、
大分、福岡、宮﨑、鹿児島の美腸メンバーでzoom会議を繰り返しながら作り上げていった
今回に日本酒とのペアリングの美腸発酵フルコース。
まずは、ちえびじんシリーズの中で、今回のペアリング対象になるお酒が5種類
ピンクラベルの「純米酒」
黒ラベルの「純米大吟醸酒 山田錦」
紫ラベルの「純米吟醸 生熟 八反錦」
ブロンズラベルの「貴醸酒DOLCHE」
茶色ラベルの「紅茶梅酒」。
全部で10品の食事にペアリングさせていただきました。
当日は、12名のお客様がお越しいただきました。
まさに夢の共演とも言われる発酵ペアリング。
11時御集合いただき、酒蔵見学をしていただいてから
11時半から美腸発酵フルコースが始まりました。
1品目には、八寸としての前菜7品。
日南キャビア、いぶりがっこ寿司、ローストビーフ、みやだいず海苔和え、
イチジクの酒粕チーズのせ、トマトの甘酒コンポート、豆腐のイカの塩辛のせ。
ブルーのガラスプレートの中央にトマトの甘酒コンポートに添えて、
美腸メンバーの山下美幸がアイデアを出して作成。
ペアリングに詳しい美幸さんが終始指示を出して、当日もエスコートしてくれました。
こちらの八寸には、なんでもあうというピンクラベルの純米酒をペアリング。
2品目はお造りは、のぼりカツオの刺身。
お造り用の刺身としては
日南の美腸発酵フードアドバイザー北川恵とご主人が生カツオをぜひ食べさせたいということで
枕崎の美腸メンバー夏越協子さんにのぼりカツオの雄節を直送してもらい刺身にすることに。
美腸発酵コースならではのお醤油にもこだわって
愛知の美腸メンバー今井久美子さんが送ってくれた溜まり醤油2種。
こちらは、「純米大吟醸酒 山田錦」をペアリング。
濃厚なカツオの旨味を引き出してくれる大吟醸酒がちえびじんシリーズの代表酒でもあります。
3品目の焼き物には、天然あゆの塩糀焼き。
福岡の美腸発酵フードアドバイザー大石みゆきさんのご主人が山国川で昼は鮎、夜はうなぎとりの名人だと聞いていたので
天然うなぎと天然鮎を持ってもらえることになりました。
40匹も天然鮎をもってきてもらって、塩糀で焼いたらおいしいと焼き担当にもなってくれたジェニファー。
「純米吟醸 生熟 八反錦」は、天然鮎との相性もばっちり。
4品目は椀ものとして、夏野菜の煮凝りだし仕立て。
こちらは、とうもろこし、オクラ、アスパラガスをカツオと昆布の出汁に「しろたまり」で味を整えて
ゼラチンとくずと寒天で煮凝り風に固めて冷製したてに。
ピンクラベルの純米酒とペアリングさえていただきました。
5品目は、夏野菜の天ぷら 5種盛り。
紫もちむぎ の粉を入れた衣に、鹿児島からの抹茶塩で味わっていただきました。
揚げ担当に厨房経験のある北川旦那さまが担当。
「純米大吟醸酒 山田錦」をペアリングさせていただきました。
6品目が預け鉢として、ナスと冬瓜、オクラの煮物。
特製つゆで、北川恵が担当。
千筋に刻みを入れたナスを油で揚げて、煮物に仕立てに。
「純米吟醸 生熟 八反錦」で、口の中をリセット。
7品目がいよいよメインの天然うなぎの焼き物2種。
「貴醸酒DOLCHE」が貴重なお酒で、晩餐会でも出されるワインの代わりにつくられたものらしくて
濃厚な香りとうまみが、うなぎやチョコレートにあうということで、最初に思いついたメイン料理が「うなぎ」料理。
大石みゆきさんのご主人が山国川で、立派な天然うなぎを18匹もとってくださいました。
「貴醸酒DOLCHE」には、特製醤油だれと酒粕だれの2種類の味付けでのうなぎ料理。
厨房にあった新型のスチームコンベクションで、うなぎとあゆを焼いてくれたジェニファーと馬場由香ちゃん。
ゆかちゃんのおかげで最新式スチームコンベクションの使い方もわかり、
前日に2人で、何回か焼いてくれて、ベストな焼き加減を試しに焼いてくれました。
8品目は香のもの3種。
東北ツアーで行った岩手県でみつかた黄金巻きと言われるウリの巻物つけものに、
北川のきゅうりとにんじんのぬか漬け、
ジェニファー特製のちえびじん酒粕でつけた1年ものの奈良漬。
特製奈良漬が美味しすぎて、ちえびじんのコンサル担当者がジェニファーに名刺をくれるくらいの
惚れ込み具合。
ピンクラベルの純米酒とペアリングさえていただきました。
9品目は最後の締めのご飯には、黄金いくらとやまめ漬けを
宮崎の山下美幸さんが都合つけてくれて、黄金いくら丼で。
大分のタイのお頭でつくる「潮汁」は塩糀で味付け。
「純米大吟醸酒 山田錦」をペアリングさせていただきました。
10品目の最後のデザートに、酒粕デザート担当に
鹿児島の馬場由香が酒粕アイスクリームを作ってきてくれました。
サンシャインファームからは、シャインマスカットといちじく。
こちらのラストは紅茶梅酒で締めのペアリング。
これで10品の日本酒ペアリング料理は終了。
お客様には、美腸メンバーが福岡、大阪、大分からも駆けつけてくれて
発酵づくしを楽しんでくれました。
飲める方には、ちえびじん飲み放題。
飲めない方には、カボス糀水、、薬膳茶ブレンド麹水、めぐちゃん特製梅ドリンクをお出ししました。
今回の日本酒ペアリングは、美腸発酵フードアドバイザーの総結集としての
フルコースになりました。
それぞれのプロがいたからこその10品のフルコース。
やはり、有名な日本酒「ちえびじん」とのペアリング料理となると、仕込みも器も本格的になものをと
力が入ります。
食材だけでも
山国川どれの天然うなぎとあゆ、枕崎のカツオ、豊後牛、日南キャビア、黄金いくら、ヤマメ、豊後水道どれのタコと鯛。
そして、国東半島の野菜。
プラス、
発酵料理人としての美腸発酵フードアドバイザー6名と厨房経験者の北川夫。
器も古伊万里、織部、ギアマン、黄瀬戸、輪島塗。
今回は、エネルギーを相当込めて作成させてもらいました。
厨房道具にうつわにと、大荷物で前日から入らせてもらった今回のペアリングイベント。
みんなでやれたからこそ大成功、大盛況になった「夏の日本酒」美腸発酵フルコースになりました。
本当にうちの美腸発酵メンバーって最強、最高だと感じた2日間でした。
最後に、このような機会をご提案いただいた
中野酒造さまに感謝申し上げます。
本当に良き経験をありがとうございました。
2023年8月19日
美腸発酵フードアドバイザー
佐藤朋美(らいむ工房)
大石みゆき(こねり柿園)
藤丸 美幸(美腸アンチエイジングインストラクター)
北川 恵(Enzyme eat)
馬場 由香(合同会社ママカラB)
畑中 美智子(美腸発酵フードアドバイザー統括)
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