美腸スーパーフード③「ぬか漬け」

 

 

         

現在、発酵食ブームですが、みそやしょうゆ、酢などは和食の中心をなす最高の発酵食です。その中でも最近、見直されてきているのが「ぬか漬け」です。

　ぬか漬けは、植物性の乳酸菌たっぷり含んでいるので、腸内環境を整えるのにはもってこいの美腸食材です。また米ぬかにはビタミンEが多く含まれているので美肌効果も期待できます。

 

　一日一回手でかき混ぜてあげることで手の常在菌がぬか床をより活性化させ、熟成させていきます。家庭で違う味を楽しめるおふくろの味の代表格だったのですが、ぬか床を持っている家庭が減ってきているのも現状です。

 

 

　発酵食品の中で日本人の腸になじみやすいのは、米にあう発酵食品。麹やぬかを使ったみそやしょうゆ、ぬか漬けは、私たちの腸内の善玉菌を増やしてくれるので、毎日食べていると腸内環境が整い、免疫力もアップしていくと言われています。

ぬかは漢字で書くと「糠」。米で健康になるという大切な食材です。先人はぬかを利用して、漬物の材料にしていたので、ますます長寿でいられたのかもしれません。

 

　ぬか漬けはいろんなお料理に活用できます。

うちの薬膳教室では、ちらし寿司や手巻き寿司の具材にしたり、お茶漬けにしたり、サラダにいれていくことで、毎日食べていく食材として生活に取り入れてもらっています。簡単なぬか漬けキットも販売されているので、手軽にぬか漬けライフを始める「ぬか漬け女子」になっていただけたら嬉しいです。

 

 

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畑中美智子

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