ファスティングとダイエットのカウンセリングをしてると、よくあるご質問が暴走して食べてしまうというもの。
その食べ始めて止まらなくなるタイミングがいつかとお尋ねてすると決まった共通の回答があります。
それが、生理前。
生理前になると以上にチョコレートが食べたくなったり、ナッツやポテトチップスが食べたくなったりという方から、通常の食事をもりもり食べてしまうといった方まで、暴走してしまうというクライアントは少なくありません。
今回もこのようなメールをいただきました。ご本人の承諾を得て、回答までシェアしていきたいと思います。
『通常、生理前2週間頃から食欲が増し、便秘も必ずあって、体重増加。
生理が始まると一気に食欲は落ち着き、便秘も解消。
体重戻る。
毎月、必ずこの繰り返しでした。
ただ最近では 不規則に生理周期が延びて 生理前の日数が多すぎる? ほとんど丸1ヶ月生理前のような毎日で体重は増えるばかりです。
このまま過ごすのは恐ろしすぎるのです(笑)
そこで、本題ですが
この生理前の症状に対して
増す食欲を何かに置き換えるなどの対策が出来るのなら、来たる閉経に備えられるのかと思いまして。』
まず、生理前に異常に食欲が出てしまうことをPMS(月経前症候群)と言います。
これは、生理前になると、黄体ホルモンが増え、カラダは本能的に妊娠に備えようと、母体を太らせる作用をします。
これが食欲の増加。
また、むくみやすくなる方もおられますが、カラダをふくよかにして、胎児のいる子宮内を守るためにクッション性を高めていると思ってください。
このカラダの本能的な作用とともに、東洋医学では、「肝の気の流れが滞る」という言い方をします。
肝とは、肝臓と胆のう全般ですが、肝は「疏泄(そせつ)をつかさどる」と言って、氣・血・水の流れをコントロールする大元締めだと言われています。
この肝の氣が詰まりやすくなると、イライラや怒りっぽさ、または憂鬱な気持ちになります。
自律神経も肝がつかさどっているので、便秘や眠れなくなるといった症状も肝が原因で起こります。
この時に処方されやすい漢方薬が、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」です。
イライラを解消し、異常食欲を抑えん、胸やお腹の張りを解消し、便秘改善の効果がみられやすい漢方薬です。
ベースは柴胡。そして、気の流れを良くしてくれる香りの成分なども生薬として含まれています。
その中でも陳皮。
陳皮とはみかんの皮を干したもので、気の流れの改善に持ってこい。
そうなんです。
イライラ解消して、肝の氣の流れをよくしてくれるのは、香り食材。
「食べるアロマテラピー」として、青シソ、セロリ、みょうが、ハーブ類、柑橘がオススメ。
この時期は、へべすやかぼす、レモンの皮の香りも効果大。
モヒートのように、ライムとミントの組み合わせも氣を流すのに効果大です。
食欲を減らすアロマで一大ブームになったグレープフルーツの香りもこれの応用編です。
自宅でできるケアとして、アロマテラピーでお風呂やマッサージでハーブオイルを楽しむのもいいでしょう。
そして、月経前に、こういった「食べるアロマテラピー」」としての香味野菜やハーブ類、柑橘を取り入れるのもオススメ。
あとはリラックスできる環境をつくること。
ゆっくり、のびやかが肝臓の好きなタイプです。
イライラからくる暴走食いに歯止めを効かせたいあなた。
逍遥(ゆっくり、のんびり)も必要かもしれません。
軸を整える。
ファスティングご希望の方のテーマになることが多い「リセット」して、軸を整えていくように心掛けてみてください。
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