一人暮らしを始める前の食育講座

２０１８年３月１７日新月に、宮崎県新富町の新緑園さんよりご依頼を受けて、「一人暮らしを始める前の食育講座」を開講しました。

新緑園さんは、宮崎でも有名な全国大会に出品されるお茶を生産販売しているお茶の老舗。

そこで食育講座をとご依頼してくださったのが、社長夫人の黒木京子さん。

実は、長女さんが４月より大学でひとり暮らしを始めるにあたり、食の大切さを話して欲しいということでご依頼いただきました。

長女さんのお友達にもお声かけされて、一人暮らしになってもお菓子やコンビニ弁当だけで済まさないようにということをメインにお話しさせていただきました。

私も大学進学にあたり、１９歳で６５ｋｇという生涯最高の体重を記録。

さびしかったことと、バイト先でもらうお惣菜、特にコロッケなどの揚げもの、母が送ってくるチョコレートであっという間に中年太り状態になって、１９歳なのに３９歳に間違われていたことなどを話しました。

そのころは、食の概念はしっかりなかったので、食べたいものを食べてあっという間におデブ状態。

それから、ダイエットと偏食を繰り返して、婦人科系の病気を２０代半ばにしたことをお話ししました。

３食をちゃんと食べられなくなってしまうくらいのダイエッターだった私は、入院生活で始めて３食を食べることを経験。

それから、マクロビオテイックの勉強を始めて、自分の大好きだった食べ物、特に揚げ物、チョコレート、チーズ、卵、小麦粉食品、乳製品が自分の婦人科系の病気の原因になっていたことを知って、食の積み重ねの大切さを話させていただきました。

プレ大学生に話したのは、

①エンプティーカロリーフードと言われる、カロリーは高いのに栄養のないようなもの（うどん、カレー、ラーメン、パンなどの単品食い）ではなく、バランスのとれた食事をとること。写真は2017年６月27日賞味期限のパン。

②バランスの取れる食事とはご飯とお味噌汁とおかず３品の一汁三菜が理想。

③５色が入っていれば最高。赤、黄、緑、白、黒。特にゴマを活用すること。

④コンビニ弁当や冷凍食品に頼っていると酵素やビタミンが取れず、慢性疾患の一因にもなる。

⑤ダイエット食品と思って食べている豆腐、生サラダ、ヨーグルト、そして嗜好品のコーヒー、パンなどの小麦粉食品がカラダを冷やしてむくみの原因になり、生理痛や生理不順、便秘、冷え、むくみの原因になる。

自炊するにあたっては、簡単に作れるおかずをご紹介。

そして、みそ汁の中に具材をあれこれ入れることで、発酵食品と５色の薬膳食材を取れることをお話ししました。

そして、いつも卸しているマクロビオティック弁当でバランスのとれた食を体験。

そのあと、新緑園の社長夫人からは、お茶の大切さをご講義。

ペットボトルのお茶が腐らず、色も変わらないのは酸化防止剤に入っているアスコルビン酸ナトリウムが入っていて、これはビタミンCと表記されているけど、実際は発がん性のリスクも否めないということを話していただきました。

ティーバックでもいいので、手入れしたお茶を飲んで欲しい。

わが娘に託されたメッセージでした。

さっそく、ペットボトルのお茶とティーバックでのお茶の飲み比べ体験。

プレ大学生でも、お茶の味の差が歴然としていたようで、手入れしたお茶の方が断然おいしいと言ってくれてとても微笑ましかったです。

一人暮らしで自由な食生活が始まる分、洗濯の自由が広がりすぎて、何をどれくらい食べたらいいかがわからなくなってくる飽食の時代。

カラダに必要なモノの選択こそが、人生の選択の基盤になっていくこともお話しました。

これからの新しい未来に巣立ていくプレ大学生。

幸多かれと久しぶりに、教員に戻っている自分にも気づかされました。

食の大切さをわかって、自炊に実してくれることを願っています。

 

記事の共有と読者登録のお願い

畑中美智子

今回の記事はあなたのお役に立てましたか？

もしお役に立てたのでしたら、TwitterやFacebook等のソーシャルメディアでこの記事を共有して、あなたのお友達にもお知らせいただけましたら嬉しいです。

一人でも多くの方に食の大切さをお届けすることが私の喜びに繋がるので、今後、新しい記事を作成して情報を発信する際のモチベーションアップになります。

最新記事をいち早くお届けするために、読者登録をおすすめします。