38 年ぶりのスーツ

弥生三月は、旅立ちの季節。

卒業式に始まり、合格発表、異動通知、新入生オリエンテーションと行事が目白押し。

合格通知から、異動先、退職のお知らせと教員時代にご縁のあった方からご連絡をいただくことが多かったこの2週間。

私も10年前の3月に17年の高校教師生活にピリオドを打ち、離任式に臨みました。

ちょっと感慨深くなっていたところで、1月にファスティングでご縁いただいた先生から嬉しいメッセージをいただきました。

この先生は、子供さんの受験に合わせてご自身も2018年の1月17日新月にファスティングされたスーパーティーチャー。

ファスティングの2週間中に、子供さんの志望校決定、願書提出もあえてご自分でされ、同僚の結婚式での来賓祝辞もされたのに、強い意志で2週間を乗り切られた尊敬する女史でいらっしゃいます。

ご本人の承諾を得て、いただいたメッセージをシェアさせていただきます。

『こんにちは。

今日は、離任式で、38年の教職生活を締めくくりました。

なんと、その離任式で、22才の初任者の時に作ってもらったスーツで参加しました。

みんなから驚きの賞賛をいただきました。

昔のものですから、洋品店で採寸、生地選びしての仕立てなので、全く傷んでなかったのも幸いしました。

減量（最大8kg減）が順調に進んでいるおかげだと、感謝してます。

今年度末の自分の良いイメージを持ってポジティブに取り組んだのも結果が出せていることにつながったのだと思います。

ありがとうございます。』

22歳の時のスーツを定年の60歳で着て行かれた女史の心意気に感動しました。

教員生活のはじめと終わりがつながる「円」を書かれて、無事に退職されていかれる女史。

ファスティングの指導をしていて人生の一ページを描くお手伝いをさせていただいたご縁に感謝しています。

桜の開花が早かった今年の弥生。

皆さんの新しき旅立ちに幸多かれと願っています。

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畑中美智子

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