食べ物を変えるとココロも変わる①

食べ物を変えるとカラダが変わるのは、イメージできると思うのですが、

食べ物を変えると思考パターンまで変わるというのをご存じでしたか?

 

1200人以上のダイエットカウンセリングをして、特定の食べ物を食べると、抑圧感やうつ傾向、アグレッシブな攻撃傾向があることがわかってきました。

 

そんな中で改めて、食べ物で抑うつ傾向が改善されたクライアントお二人のファスティングコーチをさせていただきました。

クライアント一人目は、昨年からファスティングのお問い合わせをいただいていて、この夏にご縁あって2週間のファスティング開始。

最初にお会いした時の印象は、昨年お会いした時とずいぶん雰囲気が変わっていらっしゃること。

笑わない。

声が小さく、自分の感情を押し殺している話し方。

何かあると、「ごめんなさい。」を繰り返す。

すこし、心の状態がよくないですか?とお尋ねすると、

「じつは、ファスティングをするか、心療内科に行くか迷ったんです。職場の同僚も、鬱で休んでいたり復帰していたりしているのをみると、病院に行っても同じなのではないかなと思って。それよりは、食を変えてみたら、気持ちが変わるのかもと思ったんです。まずは、食を整えてみたいと思って、ファスティングをお願いすることにしたんです。」

職場では責められて、責任転嫁されるシーンもここ半年でおありだったとのことで、すっかり口癖が「すみません。」になっておられました。

ファスティングをされるうちに、

「挫折するかも。」

「飽きちゃうかも。」というメッセージから、

「もっときれいになりたい。」という明るい内容に。

3回目のカウンセリングの時は、すっかりマイナスモードから明るい笑顔がこぼれるかわいいご本人に戻っておられました。

「お盆休みも入って、ゆっくりできました。部屋の片づけをしたり、好きなDVDや本を読んだりして過ごしました。」

お顔も晴れやかで、すっかり素敵女子モードが復活。

一汁三菜の玄米菜食が始まる3週間目では、-4.25kgダウン。

「このキラキラ感があれば、婚活もできそうだね。」ってお伝えすると照れくさそうな素敵な笑顔を見せてくれました。

食べ物を変えて自分のケアをする。

彼女の選択はまちがいなかったようです。

ファスティングのクライアントの中には、鬱で心療内科に通っている方も過去にはおられました。

食べ物をお尋ねすると、

寝る前にロールケーキ1個、朝起きたら甘い缶コーヒー2本。

明らかに糖の摂り過ぎで、脳が暴走し、結果、低血糖を起こすことで気持ちもダウンし、また糖を補給しての血糖値の乱高下が一因になっているのは明らかなケースでした。

ファスティングで脳内の暴走を引き起こす因子をいったん除去してリセットし、一汁三菜のバランスのとれた食生活を導入していくことで、心の回復もできると思っています。

このクライアントも、素敵なパートナーとの出会いもそう遠くなさそう。

一汁三菜をゆるくでもいいので、長くやってくれたらと願っています。

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畑中美智子

畑中美智子

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