;私が痩せようと思ったきっかけ

１２年間で１４００人以上のファスティング指導をしている時に最初にお聞きするのが、

「痩せようと思ったきっかけ」。

 

先日、６２歳のクライアントさんがファスティングをご決意されて、２週間で－５．４ｋｇダウン。

 

「先生、実は、痩せようと思ったきっかけが、道の駅なんです。

 

ユリの根を生産者にどうやって育てればキレイな花が付くか教えていただいていた時に、

 

『あんたばっかり栄養をつけとかんで、ユリにもちゃんと栄養をやってな。』って言われてしまって。

 

うわ！こんなと言っては失礼ですが、見ず知らずで初対面の農家のおじさんに

私が「太っている」ということを言われてちゃうんだと思ったら

 

腹が立つやら、情けないやら。

 

みんな、私が太っていても、口にしないだけなんだって。

 

それでファスティングして、まずはー１０ｋｇダウンを目指していこうと思ったんです。」

 

私よりも一回り上のクライアントさんはとてもお元気で、おしゃれなキャリアウーマン。

 

決意してからは、とにかくまじめにメニューこなされて、今後も料理教室に通われる計画までお立てになられていました。

 

「先生に会っていないと、気を許して食べてしまいそうなので、１か月に１回は先生の料理教室なり、食事会なりに出席して喝入れしてもらいます。

 

来年の３月の健康診断までに、－１５ｋｇは落としたいんです。」

 

お料理好きも講じて、大きくなっていったご自分のカラダをやばい、やばいと思いながら、

 

痩せるご決意されるまでに時間がかかったのだとか。

「もう、ファスティング１週間目で４ｋｇ落ちたときは、カラダをさすってあげました。

 

『私のカラダ、ありがとう。』って。よく６０年間も支えてきてくれたねって。

 

カラダに感謝することなく、ずっと働き続けてきましたから。

 

パツンパツンだったこのワンピースもこんなにゆとりが出てきました。

 

本当に食べているもので、カラダはできているんだなって実感しています。

 

まだまだ頑張りたいので、長くおつきあいください。」

クライアンの多くが言われるのが、自分が太っているという自覚をすることからだったと言われます。

 

鏡の中のあなたは正面からの平面な二次元の姿。

 

他人は全方向、３次元であなたのボディを見ています。

 

『本当にこんなに太っていてよく生きていたなと思うこともあるんです（笑）

 

まあ、こんなにみっともない姿を世間さまによくさらしていたなって。』

 

と先日、女性管理職のクライアントが言われていました。

 

デブの自覚。

 

激しい言葉ですが、まずはどれだけご自分が巨大化しているのか、

 

体重計で、写真で、サイズで自覚されることがスタート。

 

きっとその原因は食習慣にあるはずですから。

 

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畑中美智子

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