台風が来ると太る！？

夕べ、面白いメールをいただきました。

 

「私、台風が来ると体重が増えるんです。」

 

台風太りとは、面白い。でも、確かにスーパーに行ってみるとこれは言えるのかもと思いました。

 

スーパーの駐車場で、台風のときにどんなものを皆さんが購入されるかを観察する機会がありました。

 

いつもより、台風の前の晩は、夫婦または家族での買い物客が多い。

 

スーパー袋から見えるものは、

①水（2リットルサイズ）

②パン

③おそうざい、または弁当

④お菓子またはおつまみ

⑤カップラーメン

⑥アルコール

 

 台風は1日くらいで通りすぎるのですが、私たちの備蓄本能で買いだめをする傾向があります。

 

確かに、ライフラインが止められるとアウト。

 

水や保存食は納得いくのですが、台風で外出できないのを見込んでの、アルコールやおつまみ、スナック菓子でホームシアター予定の男性客も多く、各売り場は売れ行きも好調のよう。

 

結局、買い占めたパンやお菓子はあなたか家族の胃袋に入っていくのですから、必要以上の買いだめは台風太りの元。

 

また、台風で予定がキャンセルになって暇な時間ができて、だらだら飲み食いとされる方も多いはず。

 

そして、何よりも台風に対する恐怖心と、閉じ込められている閉塞感がストレスとなって、飲み食いをされてしまうというストレス食い傾向もあります。

 

どちらにしても、カラダを動かさずにじっとしているのですから、代謝以上の飲み食いは、台風に限らず肥満の元です。

 

台風のとき、パンとお弁当もよく売れます。

 

私もマクロビオティック弁当を卸しているのですが、台風前は「多めに持ってきてもらっても構いませんよ。全部、売れちゃうんです。」と言われます。

 

確かに、夕べ20時くらいにスーパーにいったら、お惣菜コーナーは完売状態。

 

これも、ガス、水道が止まってしまったら、調理できないという懸念があるからでしょうか。

 

 

 

台風が来て、太る原因のもう一つは、湿気吸収体のような方がいらっしゃいます。

 

このような方は、漢方でいう「痰湿」といって、脾に水をこもりやすく、汗が出ないか、または汗っかきの両極端のタイプ。色白でぽちゃぽちゃされた太り方をしています。

 

痰湿タイプの方は、雨が降っても太る。

 

皮膚から湿気を吸収するという、おそるべきむくみ体質で、台風の到来とともに、５００ｇから１ｋｇ増える方は、湿気を吸収しているのかもしれません。

 

こんな台風の朝は、黒豆を炊いて、ニンジンラぺを作って、タンポポコーヒーを入れてと普段の朝ごはんの準備して、平常心でいこうと努めています。

 

 台風が通りすぎるのをやきもきしながら、みなさんの無事を祈っています。

 

 

 

 

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畑中美智子

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