ビワの実と赤ちゃん

１０００人以上のファスティング指導をしている中、嬉しいメッセージをよくいただいております。

 

ファスティングの目的は減量がほとんどなのですが、デトックス、こころの浄化、体質改善をご希望の方も多々おられます。

 

その中でも、最近多いのが、不妊の改善でのファスティングご希望の方です。

 

不妊でお悩みの方は、いろいろとされて、最終的に手放すことに気付かれます。

 

治療を成功したい。

赤ちゃんを欲しい。

世間一般の子供のいる幸せな家庭が持ちたい。

 

まずは心の整理をしてもらっています。

 

 赤ちゃんにママとして選んでもらうために優先順位は何かを考えてもらっています。

 

赤ちゃんが欲しいと口では言っていても、心の底ではまだオンナを楽しんでいたかったり、獲物を追い求めるハンターのように着床をゲームとしてとらえていないかをカウセリングで気づいてもらっています。

 

一般的には、ファスティングは生命の飢餓状態を作るので、母体が本能的に自分のカラダを守るより、子孫を残して、次の世代に種を残さなければと反応するようになると言われています。

 

農園のビワの木の話を良くさせてもらっています。

ビワの実を大きくしたくて、摘果の時に、実もですが、周りの葉っぱもとって大玉を作ろうとしました。

 

袋をかけて、あとは大玉の収穫を待つだけ。

 

それを見た農園主が、「なんてことをしたの！こんなに葉っぱをとったら、この木は枯れちゃうよ！」

 

気が付いたら、確かにビワの袋はたくさんかけたものの、葉っぱはその量に比べて少なくなっていました。

 

ビワの木に「ごめんね。どうぞ枯れない。」でと祈りながら、収穫を待ちました。

 

いざ、ビワの袋をとってみたら！ものの見事にビワの実はすべて葉っぱに変わっていました。

 

１粒も実はつかず、袋の中で葉っぱを芽吹いていたのです。

 

ビワの木は、実をつけて種を残すよりも自分の木を守ることにエネルギーを注いだのです。

 

その年のびわの実は一個も収穫できず。

 

でも、今でも毎年たわわのビワの実を収穫させてもらっています。

この時に学んだのは、エネルギーの橋渡し。

 

母体か子孫か。

 

不妊でお悩みの方に、母体に栄養が行きわたりすきていませんか、子孫を残そうとカラダが反応するようにさせませんかとお伝えしています。

 

満月の前夜の嬉しいメッセージはそんなママ志願者からでした。（以下、本人記載承諾済）

 

「先生、お久しぶりです。
先生に報告があります。

ファスティング開始して2ヶ月たったところですが…

妊娠しました。

体重が思うように減らず、先生に報告しようかと悩んでいたら。
マサカ…でした。

それに、以前より妊娠し難いと言われてきたのですが、すんなり妊娠したこと。