「野菜ってこんなに甘いんですね。」

2週間のファスティングの指導では、回復食の12日目以降の段階で温野菜を食べていただいています。

その時に一番多いお声が、「野菜ってこんなにおいしいんですね。」

それまで、お粥などの流動食から始めて固形のものをお口にされる最初のモノが野菜なのですが、野菜そのものの味に感動される方が多いです。

「ニンジンってこんなに甘いんですね。」

「だし昆布の味とお塩だけで十分おいしかったです。」

「これだけでの量で充分満足していただきました。」などなど。

小さな幸せを実感していただける瞬間です。

それまでのクライアントは、ややもすると「何か食わせろ。」の攻撃モード。

その時期が過ぎられると途端に素直な感謝の気持ちを表現されるようになります。

これを感情のデトックスと呼んでいます。

怒りっぽくなる人、イライラする人、不安になる人、焦る人、悲しむ人、恐怖心を持つ人、喜ぶ人といろんな感情が出て来られます。

これを七情といって、五臓に由来する感情と言っています。

怒りっぽい＝肝臓

喜ぶ、焦る人＝心臓

思い悩む人=脾臓

悲しむ人＝肺

不安・恐怖感を持つ人＝腎臓

これに合わせて、5色の野菜を温野菜として食べていただくようにしています。

肝臓＝緑の野菜・ブロッコリーなど

心臓＝赤の野菜・ニンジンなど

脾臓＝黄色の野菜・キャベツも含む

肺＝白の野菜・大根など

腎臓＝黒の野菜・昆布など

食べることは生かされている証拠。

野菜の色と五臓のリンクはさらりとカウンセリングのときに流すようにお話ししていますが、この温野菜の実践はずっと続けられている方が多いです。

今日も野菜がおいしいという感激メールをいただきました。

野菜を買いに行くのが楽しみと言われるクライアントたち。

食卓に乗る野菜料理の数が俄然変わったといわれます。

私の食育が実践型。

ママが変われば家庭が変わる。

家庭が変わると社会が変わる。

実際に食べていくプロセスの見直しに、ファスティングからの洗脳食には野菜のおいしさが一番だと信じています。

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畑中美智子

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