腸内環境を整えてくれる食事には
「は・し・ご食品」だとお話ししてきましたが、さらに美腸になるには?って聞かれたら
七つのスーパーフードをあげちゃうと思います。
名付けて、「美腸スーパーフード7」。
腸内フローラのバランスを整えてくれる食べ物にどういうものがあるかをあげていこうと思います。
①味噌
まずは、和食の中心である味噌。味噌にはガン抑制効果、コレステロール降下、アンチエイジング、美白、骨粗しょう症予防にも効果ある発酵食品。
「味噌は医者いらず」とも言われるくらい、味噌汁を毎日飲んでいると生活習慣病予防にも大きな期待が持てそう。
②麹(こうじ)
アメリカでマクロビオティックを広めたタカコナカムラ氏のインタビューに「ノアの方舟に和の食材を一つだけ持って入れるって言われたら私は迷わずに麹を持っていくわ。」という記事を読んで、麹ねってピンときてなかったのですが、
今では本当にその言葉の意味がよくわかります。
だって、麹があったら、醤油も味噌もお酒もみりんも酢も作れちゃう。
そして甘酒に漬物にと麹って本当に万能選手。
発酵を助けるスターターとしての麹菌は日本でしか購入できないことが多いらしく、海外の友人たちは米麹も手に入らないから残念だと投げていていました。
昔はどんな村にも必ず麹屋さんが街の中心にあって、食文化の中心を担っていたことを物語ります。
今では少なくなった麹屋さん。
日本の食文化の中心としてぜひ麹を活用していきましょう。
③ぬか漬け
発酵学者の小泉一夫教授は、「ぬか漬けは宇宙だ!」と言われるくらい、たくさんの有用菌が入っているぬか床。
ぬか漬けは植物性の乳酸菌がたっぷり入っていて、日本人の腸に合いやすい乳酸菌の宝庫だとも言われています。
毎日、2−3切れのぬか漬けを食べていると本当にお通じが変わってくるからぜひお試しあれ。
④きのこ類
不水溶性の食物繊維を含むきのこ類は、βグルカンと言われる抗がん効果の高い食物繊維を多く含む低カロリー食品。
ダイエットにも効果大なのですが、血圧や血糖値上昇に抑制効果があると言われていて、近年さらに見直されて「菌活」フードとして大手きのこメーカーも売り出しているほど。
菌床栽培でも食物繊維の効果は期待できるので、安定供給できるきのこ類は腸活にオススメです。
⑤海藻類
わかめ、昆布、ひじき、海苔と言った和食によく使われる海藻は、日本人がよく食べる食材として知られています。
水溶性食物繊維であるフコイダンを含みます。フコイダンは、血圧上昇を抑え、コレステロールと吸着して体外に排泄するので
一定量食べていると生活習慣病予防にも効果大。
ただし、甲状腺疾患のある方はヨード量過多にならない程度に食べてくださいね。
⑥玄米・豆類
不水溶性食物繊維の宝庫でもある玄米と豆類は、お通じのかさを増し、腸の蠕動運動を促進してすっきりお通じをもたらしてくれる必修食品。
しかも、豆類はオリゴ糖も多く含まれているので、腸内環境を整えるのにもってこい。
納豆や味噌、醤油と言った大豆の発酵食品は
⑦野菜・果物
水溶性と不水溶性食物繊維の両方を持つ野菜・果物はやっぱり腸にはなくなては習いないマストアイテム。
野菜嫌いなお子さんにも、腸のためにはぜひ少しずつでも食べて欲しいと願っています。
オリゴ糖含有食品としても知られている玉ねぎ、ゴボウ、キャベツに加えて、
子供たちでも食べてくれそうなアスパラガス、とうもろこしなど彩りが綺麗なお野菜も工夫次第で食べて欲しいです。
以上、美腸スーパーフードって地味に、和食の中心食材が多いのですが、食べるとやっぱりお通じが変わってくるのでぜひ
お試しくださいね。
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