2019年10月4日に宮崎県三股町立宮村小学校で、ゲストティーチャーとして食育授業と食育講演会をさせていただきました。
この日は参観日ということもあって保護者と3年生と5ー6年生の児童への食育授業。
まずは三年生の道徳の時間でのティームティーチング。
高校の教え子である肥後小雪先生のお導きで、今回の小学校での食育授業となり感無量でした。
授業内容は「生きている仲間」というテーマでも、植物も動物も生きているということを実感してもらう内容。
子供達に、農園からバナナの葉っぱを持って行きました。
「これなんだかわかる?」って聞くと、子供達から歓声が。
男の子がひとりだけ、「バナナの葉」って答えてくれました。
バナナも生きていて、1年で成長しすること、台風などの大風が来た時に、倒れないように自分の葉っぱを引き裂いて実を守ることなどをご紹介。
バナナもこどもである実を守るために自分の葉っぱを引き裂いて風の抵抗を弱めるように、お母さんは子供達を守るために自分の苦労も厭わないんだよって話まで発展させてもらいました。
子供達は、「自分の葉を引き裂いて子供である実を守る」というところにヒットしたようで、終わったあとも葉っぱをエルビスプレスリーの衣装のようなフリンジ状態まで引き裂いてくれました。
そのあとは、給食のメニュー。
この中にも生きているなかまがたくさんあって、それを探しましょうというアクティヴィティ。
当日のメニューはチキンカレーとフルーツカクテルと牛乳。
鶏、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、牛乳のもとの牛も全部生きていて、それをいただくんだという命の連鎖を感じてもらえたかなという、ステキな授業になりました。
それから体育館へ移動して、食育講演会へ。
保護者対象の講演会だったのですが、5ー6年生にも聞かせたいという学校側からのリクエストで、親子同時授業のような感じに。
「体と心を育む食事法」という演題で、食べ物の大切さ、選食力について話しました。
朝ごはんに食べる食べ物は?から、腐る食べ物vs腐らない食べ物とその理由は?
買うときはパッケージの裏を見て、賞味期限と生産地、原材料確認と食品添加物と思われるカタカナ表記の言葉が少ない食べ物を選びましょう。
日本人の主食はコメ、米を食べると
氣が高まる。「やる氣、元氣、根氣」が宮村小学校の校訓だそうで、これが高まるには、この地区で作っている米を食べること。
そして、味噌汁、納豆などの発酵食品と根菜類などで噛むことをしっかり。
まごわやさしい(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけなどのキノコ類、芋)を食べると心も体もうまく育っていくという話をさせていただきました。
5ー6年生の反応がものすごく良くて、楽しく講演させていただきました。
やっぱり、教師冥利につきる瞬間。
食の大切さをお伝えできるという喜びと次世代である若い人たちに、この宮村地区で栽培しているお米がどれだけ価値が高いものかも含めて、繋げていきたい伝統の食文化の良さをお伝えできるのは本当に魂が揺さぶられる瞬間でした。
給食は、3年生の教室で一緒に。
当日のメニュー、チキンカレーはひさしぶりに食べる懐かしい味。
子供達はあっという間に食べて、綺麗に片付け始めました。
徹底的に、教職指導も躾もされていて、担任の肥後先生の指導力に感動したところでした。
人なつこい子供達はすっかり馴染んでくれて、写真撮影の時もすぐそばをみんなで争奪してくれる可愛らしさ。
お見送りまで、玄関までみんながついて来てくれて、楽しいゲストティーチャーとして半日でした。
後日、こども達からお手紙が届きました。
『畑中みちこ先生へ。
・
今日は、宮村小学校の3年生のクラスに来て下さりありがとうございます。
・
わたしは命についてよく知ることができました。
・
生きているのは、人間だけでなくて
・
動物・鳥・虫・植物それぞれ大切な命をもっていることをたくさん学びました。
・
これからも自分に一つの命を大事にしたいです。
・
今日は本当にありがとうございました。』
大切なのは、「通い合える心」。
どこに行っても、だれを対象にしても、食の大切さを知っていただき、すこしでも心に感じてもらえることができたなら本望です。
日本人として同じ腹の虫をとして「通い合える心」を持つには、食べ物を正していくことだと信じています。
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