12年間で1400人以上のファスティング指導で数多くのカウンセリングをしているのですが、その中でみつけてきた「食べ物とストレスの因果関係」。
①ストレスと食
②食と思考パターン
③食と脳の関係
④攻撃的な人の好む食
⑤落ち込みやすく自信がない人が好む食
⑥思考パターンを変え、ストレス耐性ができる食事法
今回は③食と脳の関係。
「あなたのカラダは食べたもので出来ている。」というのはよく聞きますが、
心も考え方にも食べ物は大きく影響しています。
これは脳内ホルモンと食がとても深い関係があるからです。
一番わかりやすい例でいうと、
牛肉などの肉食過多の人が怒りっぽいというのを聞いたことがありませんか?
子供たちでも、肉ばかりばかり食べていると怒りっぽく癇癪を起こしやすく、ADHD傾向になりやすいという事例研究もあるほど。
これは、肉食をすることで、副腎からアドレナリンという闘争ホルモンが出やすくなると言われています。
もともとは、興奮させて、運動機能を高め、危機回避能力を上げるホルモンで、原始時代、マンモスなど大型野生動物と戦う時に、このホルモンのお陰で、私たちの先祖は生き残ってきたと言ってもいいくらい。
このアドレナリンは競争心を高め、生死を左右する危機的状況下で大いに分泌されるのですが、困ったことに日常の生活の中でも多く出してしまうと、
相手を出し抜いたり、喧嘩したりと言った協調性を欠いてしまう言動にもなりかねないのです。
そこで、協調性を高め、心の安定を保ち、心地よくいきいきと毎日を過ごせるホルモン「セロトニン」がバランスをよく分泌されることが大切。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、小さな出来事に幸せを感じられ、自律神経のバランスを保ち、心を癒し満たしてくれるホルモンだと言われています。
このセロトニンは腸内でつくられるホルモン。
要は、腸内環境が悪いと、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が低くなるということ。
ここで前出の甘いものやアルコール摂取過多は愚痴っぽくなるというのは、
腸内環境が乱れやすい低食物繊維食で、便秘や下痢を引き起こしやすい両者を摂りすぎると、幸せホルモンが出にくくなるということなんです。
セロトニンは、肉や魚、卵、バナナなどに豊富なトリプトファンを原料にして、腸内で約95%がつくられると言われています。
腸内環境をよくすることで、幸せホルモンの生成も分泌も高まるということで、
食べものと脳の関係は侮れません。
また、マラソン時にランナーズハイをもたらす「βーエンドルフィン」も幸せホルモンとして有名。
脳内快楽ホルモンとしても知られており、高揚感や満足感を得られ、医薬用モルヒネの6.5倍もの鎮痛作用があるのだとか。
βーエンドルフィンは、良質の植物性タンパク、納豆や豆腐などを積極的に摂ると分泌されやすいともいわれています。
ファスティングのクラインアントさんが、後半の12日めくらいに「ファスティングハイ」の状況になって、多幸感を感じられるのですが、
ランナーズハイとの共通点は、脳内からのいらない糖分が出た極限状態にも起きるということ。
よく雪山で凍死寸前にお花畑が広がっているような幻想を見るっていうでしょ?
あれが、βーエンドルフィンの仕業です。
ということは、食べ過ぎも快楽ホルモン分泌が低くなるのかもしれませんね。。
さらに脳内ホルモンである「ドーパミン」も幸せホルモン。
やる気スイッチホルモンとも言われ、学習能力や記憶力、集中力を向上させるだだけでなく、抗ストレス作用も大。
バラ色の人生を送るためにもドーパミンの正常分泌が望ましいのですが、
これもまた腸内環境を整えることが必須。
バランスの良い食習慣と腸内環境を整えることが、脳内からの3大幸せホルモンである「セロトニン」と「βーエンドルフィン」「ドーパミン」の分泌には必要なようです。
肉食、脂もの過多は腸内腐敗を起こす原因だけでなく、いらいらやストレスをさらに作り出していくことにもなりかねません。
さらに、④ではいらいらして攻撃的、怒りっぽい人が好む食傾向についてご紹介していきたいと思います。
和食風水
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