いのちの橋渡し

食べ物はいのちの橋渡しですとお伝えすることがあります。

 

農作物を作る作り手の氣

調理する作り手の氣

それをありがたくいただく食べる側の氣

 

この氣は、カラダに入り、心とカラダを作り、整えていきます。

 

 

 

 

 

先日、高千穂に行ってきました。

 

元、マクロビオティックの生徒さんが、高千穂でカフェを始められて約1年。

 

 

 

 

 

プレオープンから通わせてもらって、約2年が過ぎようとしています。

 

ご主人が野菜を作られ、奥様が調理をされる。

 

半農半Ｘでのカフェ暮らしはお二人の夢だったとか。

 

 

 

 

 

ご主人のお里が高千穂の岩戸にあり、そこにカフェができる自宅を新築されたのが今から3年前。

 

お野菜を作るご主人のサポートをしながら、楽しそうにお料理される奥様。

 

そのお料理は元氣がみなぎり、活力を与えてくれるごはんです。

 

限りなく無農薬で野菜と米を作りたいというお二人のお気持ちと、自分たちが手掛けた畑の宝をおいしく調理したいと思われるお二人。

 

この氣がとっても伝わってきます。

 

結いcafe

 西臼杵郡高千穂町大字岩戸8005

           

 

 

その日の夜に、打ち合わせで外食になりました。

 

大手のちゃんぽんチェーン店で、自分で席に備え付けのタッチパネルで注文し、出来上がったらブザーが鳴り食べ物を受け取りに行き、食べた後返却口に自分で返すというオールセルフ形式。

 

一切、人が入らないので、会話することなく、オーダー、食事、片付け、会計まで進みます。

 

一緒の方が、「何か食べた気がしなかった。」と言われました。

 

そうなんです。

 

なんだか、エサを食べた感覚。

 

檻に入っている家畜が、ごはんが自動的に配給されるのを食べていく感じ。

 

何故かその日の夜は満たされない気持ちで、「なんか食べたい。」とつまみ食いをしました。

 

ココロが満たされないと食の暴走が始まる。

 

ウエイターさんやウエイトレスさんとのオーダーのやり取りだけでも、心が通っていると感じるんだなと改めて思いました。

 

食べ物に氣は宿る。

 

作り手、運び手のぬくもりが伝わるごはんは心もカラダも満足します。

 

あなたの食が乱れているとしたら、作り手の氣が宿っていないエサなのかもしれません。

 

 

一番なのは、食べ物を口にするご本人が、口に入れるものは調理することがいい氣がみなぎる方法だと思います。

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畑中美智子

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