「むくみと熱中症対策の食事法」新聞連載記事⑩

レアでコアな農業共済新聞に食のコラムを年間掲載させていただいています。

 

2017年7月5日付の記事は「むくみと熱中症対策の食事法」。

 

 

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新聞記事をシェアします。(掲載承諾済)

 

 

 

 『暑くて湿気でムシムシするこの時期は体調がなんとなくすぐれないという人が出てきます。今回は、湿気とうまくつきあい、熱中症予防になる食事法についてご紹介します。

 

東洋医学では梅雨から夏の土用にかけては湿気が邪気のように体に入ってくるとことを湿邪と呼んでいます。  

 

 湿邪は体の余分な水分が抜けきらず(水滞)、その水分がいろんな不調をもたらすと言われています。

 

むくみ、頭重感、倦怠感、関節痛、下痢、水虫などの皮膚トラブルがあげられます。

 

 

温度が高くなると熱中症で現れます。

 

日本では梅雨にこのトラブルは起こります。体内の水分が皮膚から発散されず飽和状態になると特にむくみで起こります。

 

 むくみ解消におすすめな食材は、薬膳でいえば、ハトムギ、小豆や緑豆、トウモロコシ、もやし、きゅうりなどの夏野菜です。

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ハトムギは漢方でいぼ取りに効くヨクイニンと呼ばれ、余分な湿気を追い出してくれます。夏に飲むハトムギ茶は先人の知恵です。

 

 小豆や緑豆は、むくみ取りにおおすすめ。緑豆春雨は熱を下げ、水分調整に効果的です。

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トウモロコシのひげは漢方では南蛮毛と言われ、浮腫解消の生薬としてよく知られています。とうもろこしの実もおいしいのですが、軸からよくダシが取れます。

 

 すいか、トマト、キュウリなど夏野菜には、カリウムが多く含まれ、利水効果が期待されます。熱中症対策には梅干しもおすすめ。

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日本の暑い夏をおいしい旬の食材で乗り切りましよう。』

 

  

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畑中美智子

畑中美智子

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