加齢に伴うアレルギー体質

１２年間で１４００人以上のファスティングの指導をしていますが、最近のお問い合わせで多くなってきたのが、アレルギー体質の改善です。

 

 

アレルギーと一言でいっても原因が多様で、体質から来るもの、環境から来るもの、遺伝的要素、ストレスとさまざま。

 

お会いして、望診と問診をしてその原因要素に見つけ出して、食習慣の改善をご提案する事例が増えてきています。

最近では、４０代から６０代のアレルギー症状改善で２週間のファスティングプログラムをご希望される方も増えてきました。

 

加齢に伴ってアレルギー体質が進行していくのは、食べ物が原因であることが多いです。

 

５月５日からスタートしたクライアントもそのお一人。

 

６０代の女性社長で、皮膚にじんましんのような炎症があちこちできて、移動しがち。

 

気分もすぐれず、体力が持たない。

 

調子がいい時は一気にアクセル全開。そのあとは急降下で、寝込んでしまうくらい体調が悪くなることもあるとか。

 

スタミナ温存と、氣の巡らせ方、そしてアレルギー改善をご希望されて、おつきあいの少なくなるゴールデンウィーク中からスタートされることになりました。

 

２週間ではー３・５ｋｇ。

 

完全ファスティング３日目に、社員さんの結婚披露宴にご出席。

出されたルッコラなどの小さな野菜ブーケを一枝食べたところで、手首と首に赤いじんましんが一面ではじめて、赤く炎症を起こされたとか。

 

「先生、あんなにダメと言われたのに、ちょっとくらいいいかと思って野菜を食べたら、あっという間に熱を持つほど炎症が出て。結婚式場の野菜ってやっぱり、漂白剤のような希釈液につけてあるお野菜なんでしょうか？こんなに早く反応が出るとは思っていませんでした。」

 

反省されているご様子だったので、完全ファスティング中の野菜一枝でもNGなのは言ってあるとおりでしょう？と軽くお伝えしたところでした。

それから、２日後。

 

「となりの人から、世界の乳酸菌が入っている酵素だとか言われて１００ｃｃくらい飲んだら、もう大変なことになっています。眠れないくらい、カラダがかゆくて炎症を起こしてます。」

 

まだ、懲りない？？

 

ファスティング中は、言われたもの以外は口にしたらいけないって言いましたよね？

 

とお伝えしながらも、ひどく反省しておられるので、きつくは指導せず。

 

どうにか１２日目からの温野菜が入ってきたところでいただいたメッセージがこちら。

 

ご本人の承諾を得てシェアします。

 

『おはようございます。

お野菜を収穫したり、愛情たっぷりのお野菜を頂いたり、そしてそれを素材の味をしっかりと生かして調理する。

楽しいです。
鍋の底に張り付いている一粒一粒が愛おしいです。

今回のこのコース、友人からのご縁で畑中  美智子さんとの出会う事ができました。食の素晴らしさを再認識させられております。
体が喜んでくれているのを感じます。

まだまだ道半ばですがとことん楽しみます(^^ゞ』

２週間無事に終了され、じんましんがかなり軽減された中で、１６日目にこのようなお電話が来ました。

 

「先生、またやらかしました。夜の９時半に誘惑に負けて、大手のフライドチキンを食べたら、劇症アレルギーが出ちゃってます。

 

今度こそ、反省して先生の言われたものだけを食べるようにします。」

 

あれだけ言ったのに、、、、。

 

 

３週間目は要注意週間で、リバウンドと脂肪肝のリスクが高くなるから、高カロリー、高脂肪なものはNGだって。

と、この６０代の女性社長さんは、人のアドバイスよりも自分のカラダで反応されてから学ばれる実践型女子なのだとなと。

 

また、反省されておられるご様子で、今日からの解禁日からのメニューを細かく確認されてこられました。

 

アレルギー体質は一日一夕ではなかなか改善されないもの。

 

よくなったと思えても、再燃することは多々あります。

 

そこでオススメしているが、ファスティングをして腸内クリーニングをしてからの

 

一汁三菜玄米菜食での食養生。

ヒトのカラダは

胃は3日間

細胞は2週間

血液は3ヶ月

骨は2年間で再生していくのだとか。

 

私の指導するファスティングは、カラダの再生能力を高めるためにも、2週間のプログラム、3ヶ月の食養生を提案させていただき指導しています。

 

加齢によってアレルギーも起こりますが、食からカラダの再生をしていくことは大いにできます。

 

毎日、生まれ変わっている細胞に感謝を食事を整えることから始めてもらえたらと思っています。

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畑中美智子

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