会ってみたい、行ってみたいと思ったら必ず会える。
これが私の信条。
会ってみたい人のお一人だった開運料理人ちこさん。
とっても共感できるいのちをいただくというコンセプトで、コメをとっても大切にされている料理人さんです。
ちこさんの本によると、荒んでいた心が美味しいおにぎりで開眼して、いのちのごはんを提供したいと思われたとか。
そのちこさんさんとお仲間が作るという、お食事ゆにわに行ってみたい。
この想いが叶い、2017年4月の晦日にゆにわに行ってきました。
今日は、お昼にディナーコースのみを出すという特別日。
入ってみると、本当に神社のような気の清められ方。
全てのお道具、座に神社のようなもの魂を感じられる空間。
お隣のグループは今日、両家の初顔合わせらしく、結婚式のお話をされているご様子。
おめでたいお席の隣で、開運料理フルコースをいただきました。
開運料理とは、私の解釈では、素材のいのちを最大限引き出して、素材と素材の旨味とエネルギーを最大に引き出す料理。
食べると美味しいと感じたり、五感が喜ぶのを感じたり。
一番なのは癒し。そしてハッピー。
こんなに丁寧に料理してくださってと調理人に感謝。この食材を作ってくださった農家の方に感謝。
生きて、この場で一緒に食事を楽しめる友に感謝。
この場にこれて、この代金を払えるように支えてくださっているみなさんに感謝。
感謝の気持ちが湧き上がる料理こそが開運料理だと思っています。
さて、食事の内容ですが、まずはきのこたっぷりのポタージュ。椎茸の粉末をのせて。宮崎も椎茸の産地。旨味が複雑に絡みあって絶妙な味付け。
お次は、京都の野菜のグリルとサラダ。キンカンのスライス。直前の薬膳レッスンでも大好評だったキンカンのマリネをちょっと思い出しました。お野菜がピカピカ。
開運料理といえば、おせち。
ゆにわさんでは節目におせちを提供されているとか。
本日もおせちは栗きんとん松風焼。
「難を転じる」という南天の葉を添えて。
サツマイモのほどける感じとても丁寧にうらごしされていると感動しました。
お次が、ざるどうふの白味噌仕立て。
大豆にもこだわって、香りの高い大豆で作られたお豆腐。
からしと一緒に。これは茶懐石の汁物に使わせてもらおうと思いました。
汁物は鯛の潮汁。濃厚な鯛のお出しが頭にズーンと伝わります。今日の佳き日に、鯛１匹を丸ごと調理されているとか。
次は趣向を変えてベジラーメンチャーシューのせ。そこに旨味をたっぷり抱えた出汁は5種類のダシのマリアージュ。
最後がメインのお食事。待っていました。いのちのごはんと味噌汁。味噌汁は重ね煮で。玄米麹のお漬物に金太郎イワシ。これぞ、一汁三菜の原型。
デザートはフライト時間の関係でいただかなかったのですが、帰りにちこさんからクッキーのおすそ分け。
最後にちこさんとご一緒に記念撮影。
ちこさんはいのちのごはんを食べてもらい、食の大切さを知ってもらいたいという食育をされておられます。
私は食の大切さを言葉でお伝えしています。
手段は違いますが、神様から受けた使命に同じものを勝手に感じていました。
帰りのフライトの時間が間に合わないかもと思っていたら、道先案内人の正美さんが的確に誘導。
鹿児島でのカウンセリングを控えて、ややパニック状態になっている私を、「大丈夫です。」と冷静に導いてくださいました。
こんな時にドーンと構えられればいいのですが、まだまだ未熟者だと痛感しました。
無事に鹿児島へ。
夜のカウンセリングに間に合い、ハッピーな気持ちで運のおすそ分け。
食が変われば、人生が変わる。
皐月の朔日は、鹿児島神宮参拝から始めます。
10日ぶりに宮崎へ帰ります。
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畑中美智子
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